【ゲームエンタメ株概況(9/25)】GameWithが後場引けにかけてS高…デジタルガレージとの戦略的パートナーシップが材料に　セルシスは6日ぶりに反落

9月25日の東京株式市場では、日経平均は5日ぶりに反落し、前日比70.33円安の3万7870.26円で取引を終えた。朝方は買いが先行する場面もあったものの、前日までの4日続伸で1700円超の上昇を演じてきたこともあり、利益確定の売りに押される展開となった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は38銘柄(41%)、下落は52銘柄(56%)、変わらずは3銘柄(3%)で、下落した銘柄が多数を占めた。

中で、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やエイチーム<3662>などが買われた。

また、GameWith<6552>が後場引けにかけて急騰し、ストップ高まで買われた。GameWithは、この日の後場場中にデジタルガレージ<4819>とアプリ外課金の利用促進によるユーザー、ゲーム会社への貢献を目指し、共同推進に向けた戦略的パートナーシップで基本合意したと発表したことが市場の強い関心を集めたようだ。

半面、セルシス<3663>が6日ぶりに反落した。セルシスは、本日（9月25日）付で東証プライム市場への上場市場区分の変更を果たしたものの、直近の5連騰で株価が1200円台まで急騰していたこともあり、目先達成感からの売り物が先行する形になったもようだ。

ほか、GENDA<9166>やIGポート<3791>、サンリオ<8136>などが売られ、最新作『モンスターハンターワイルズ』の発売日を来年2月28日と発表したカプコン<9697>もさえない。