DMM.comは、本日(9月26日)、新たに縦型ショートドラマ領域に参入し、今冬以降、オリジナル制作作品を含むショートドラマコンテンツを「DMM TV」にて配信することを発表した。
■ショートドラマ領域への参入背景と今後の展開
ショートドラマは、スマートフォンでの視聴を前提とした縦画面で5分以下の短尺で提供される実写コンテンツを指し、市場調査会社のYHリサーチによると、2029年にはショートドラマの世界市場規模が8.8兆円に達すると予測されている。特に若年層からの人気が高く、スキマ時間で手軽に見られることを理由に浸透しており、ショート動画をほぼ毎日見ている人の割合は、10代で計7割を超えるという調査結果もある。
こうした背景を受け、新たな動画ジャンルとして注目を集めるショートドラマを取り入れることで、若年層を含めさらに多様なユーザーに楽しんでもらえるコンテンツを提供することを目的に、「DMM TV」はショートドラマ領域へ参入する。年間20億円規模での投資を行い、国内外でヒットしている注目度の高い作品を配信するほか、「DMM TV」のオリジナルコンテンツの制作ノウハウや優秀なクリエイター、魅力的なキャストとの協業実績を活かしたオリジナルのショートドラマ制作、配信も実施する予定だ。
また、個人クリエイターやコンテンツ制作を手掛ける法人からの企画提案も受け入れ、良質なコンテンツに関しては「DMM TV」のアセットを活用した制作、配信を検討する。コンテンツの提供開始は今冬以降を予定している。
<「DMM TV」で配信するショートドラマ作品の概要(予定)>
DMM TVオリジナル制作ショートドラマ:毎月4作品以上
国内外ヒット作品:年間50作品以上
▼合同会社DMM.com 最高執行責任者 兼 DMM TV総合プロデューサー 村中悠介氏コメント
DMM TVでは、2022年末のサービス開始以降、DMMらしいチャレンジングなコンテンツづくりに注力し、これまで約30作品のオリジナルドラマやバラエティなどを生み出してまいりました。現在、新たな視聴体験としてショートドラマへの注目が高まっていることを強く感じております。国内において今後さらに盛り上がりが見られるであろうショートドラマというジャンルにおいて、優秀なクリエイターの方々や豊富なノウハウを持つ企業様とともに、DMMならではのスピード感や投資規模で良質なコンテンツをお届けすることで、さらに多くのユーザーの皆さまに楽しんでいただけるサービスを目指してまいります。
会社情報
- 会社名
- 合同会社DMM.com
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 最高経営責任者 亀山 敬司
- 決算期
- 2月