Brave group、IPのエコシステム構築を目指して「Brave global capital」を本格始動 新設する経営戦略室の室長に下村紗介氏が就任
Brave groupは、本日(9月30日)、IPのエコシステム構築を目指して「Brave global capital」を本格始動することを発表した。
「Brave global capital」は、経営統合や資本業務提携などのBrave groupの投資プロジェクトの総称で、同構想を加速させるべく経営戦略室を新設し、CSO(Chief Strategy Officer/最高戦略責任者)に下村紗介氏が就任した。
■背景
Brave groupは「世界に、日本の冒険心を」というパーパスを掲げ、「80億の、心をうちぬけ」というミッションのもと、VTuber事業を行うIP Productionをはじめ、同領域と親和性の高いIP PlatformやIP Solution、また、Incubationの領域において複数事業を国内外で展開している。
2017年10月に1つのVTuber事業から始動し、8度のM&Aや様々な企業との業務提携を経て現在に至るが、同様に日本から世界へ挑戦していて世の中に感動を生み出している事業・企業を支援していきたいという想いから、本プロジェクトを立ち上げた。
既存事業と親和性の高いContents、Global、Finance、Techの領域を中心にM&Aを促進し、日本発のグローバルカンパニーを目指していく。
■「Brave global capital」で実現するIPエコシステム
IP Productionでは、IP制作およびタレントマネジメントを通じてVTuberコンテンツなどを届けるプロダクション事業を運営しており、現在18個のプロジェクトで170名に及ぶタレントが活動している。
IP Platformでは、アニメ・マンガなどの公式グッズ・公式ライセンス商品専門ECサイト「colleize」や海外向けグッズ販売事業「Brave stores」を運営しており、コンテンツそのものを利用者に届ける基盤を提供している。
IP Solutionでは、IPの収益性を底上げすべく、VTuberコンテンツそのもののマネタイズの多角化やオペレーション効率化に寄与する事業を展開している。
今後もIP Productionを中心に、多種多様なサービスやメディアミックスを通じたIP創造を模索し、IPの可能性と収益性を最大化させるエコシステムを構築する。
【主な投資領域】
・IP Production(自社IP開発)
IP/コンテンツを制作している会社
・IP Platform(他社を含めたIPの拡販)
IP拡販のための基盤事業を運営している会社
・IP Solution(IPの収益性底上げ)
IP/コンテンツの新たなマネタイズ手段やオペレーション効率化に寄与する事業を運営する会社
▼Brave group 経営戦略室 室長 下村 紗介氏
早稲田大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券株式会社株式調査部に入社。その後UUUMにて全社の予算策定・M&A及びクリエイター戦略を含む経営企画業務を担当。また、株式会社SoVaにて執行役員CFOとして創業時よりファイナンス業務に従事。その後、Eight Roads Ventures Japanに参画し、主にエンタメ・メディア領域の投資に注力しながら複数社のM&Aに携わる。2024年6月にBrave groupに入社し、執行役員CSOに就任(現任)。
会社情報
- 会社名
- Brave group