【ゲームエンタメ株概況(10/2)】モイが逆行高 国内証券が目標株価引き上げのスクエニHDがしっかり BLCゲームの日本総代理店契約でジェリービーンズGが急騰
10月2日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比843.21円安の3万7808.76円で取引を終えた。イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表し、中東情勢が一気に緊迫したことでリスク回避目的の売りが殺到し、一時は下げ幅1000円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は19銘柄(20%)、下落は72銘柄(77%)、変わらずは2銘柄(2%)で、下落した銘柄が多かった。
中で、モイ<5031>が逆行高し、一時300円台に乗せる場面もあった。モイは9月12日に業績予想の修正を発表しており、その直後に付けた高値に迫る形となっている。
また、スクウェア・エニックスHD<9684>が難地合い下で小反発した。スクエニHDは、東海東京証券が投資判断「ニュートラル」を継続しつつも目標株価を5290円から5410円に引き上げたことが株価の下支えになったようだ。
ほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やビーグリー<3981>などが買われ、グリー<3632>やアエリア<3758>などもしっかり。
周辺株では、韓国で開発されたブロックチェーンゲーム『LORD OF DRAGONS』の日本総代理店となる契約を締結したと発表したジェリービーンズグループ(9月1日にアマガサから商号変更)<3070>が急騰した。
半面、まんだらけ<2652>やDLE<3686>の下げがきつく、GENDA<9166>は一時年初来高値を更新したものの、利益確定の売り物に押されて反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- モイ株式会社
- 設立
- 2012年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 赤松 洋介
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5031