8年続けて収益TOP3に入る『FGO』は100万超のMAU記録 ライバル比で「頭一つ抜ける」高い継続率 「プレイし始めたゲーマーを離さない魅力」(Sensor Tower)

 

Sensor Tower(センサータワー)は、『Fate Grand/Order』に関するレポートを公開した。リリースから9周年を迎えた本作だが、日本国内のモバイルゲーム市場で高い人気を誇り、年度途中だった2015年を例外として、2016年から2023年まで年間ベースの国内収益ランキングでTOP3圏内をキープするなど高い人気を獲得している。過去3年の平均MAUは100万以上を維持し、そしてそれを可能にするのが際立って高い継続率だと指摘している。

 

2024年第2四半期の日本のおけるモバイルゲーム収益トップ5は、1位が『モンスターストライク』、2位が『パズル&ドラゴンズ』、3位が『キノコ伝説:勇者と魔法のランプ』、4位『崩壊:スターレイル』、5位『Fate Grand/Order』となっているが、継続率を比較すると、『Fate Grand/Order』の高い継続率が際立って高く「頭一つ抜けている」。

本作の継続率は30日目で30%以上、60日目および90日目で25%以上を維持していることを明かした。レポートを執筆したHideyuki Tsuji氏は、「(『FGO』には)一度プレイを始めたモバイルゲーマーを離さない魅力があることがデータからわかる」と指摘した。

 

また、ユーザー層にも特徴があるとのこと。Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると、2024年第2四半期の日本における『Fate Grand/Order』のユーザーは、男女比では男性6:女性4の比率で、年齢層では25歳~34歳の層が最も高く45%を占めている。同期間のペルソナでは、「コアゲーマー」が一般人口との比較で突出し、若いモバイルゲーマーからの支持が続いているとした。

 

このほか、レポートでは、世界各国で展開しているタイトルだが、日本が突出してMAUについてのコメントや、ライバルタイトルと比較した平均セッション数/週についても言及している。詳細は下記リンクを参照してほしい。


【レポート】
9周年を迎えたFGOは人気が継続、日本では2015年から収益トップ10圏内をキープ、過去3年の平均MAU100万以上を記録
https://sensortower.com/ja/blog/fgo-9th-anniversary