メタバース開発のMeta Osaka、サワケンとアクティオより1億8000万円の資金調達 自治体向けソリューションの強化に投資

デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決するMeta Osakaは、サワケン、アクティオを引受先とした第三者割当増資を実施し、1億8000万円の資金調達を行ったことを明らかにした。調達した資金は、事業拡大と人財採用に充当し、今後、全国の自治体と連携を強化し、教育や防災、地域コミュニケーションなど、多くの自治体が抱える地域課題を解決する、としている。

【資金調達概要】
調達金額:約1億8000万円
調達ラウンド:シード
調達方法:第三者割当増資
引受先(敬称略・順不同):サワケン、アクティオ
資金用途:プロダクト開発および開発体制の強化、人財採用

【調達資金の使途】
今回調達した資金は、これまでグループ会社と連携していたメタバース開発業務を自社内へ移行し、クリエイター人財の採用と開発体制の強化、開発したデジタル空間技術を活用したデジタルツインのリアルイベントを企画運営するための人財採用、社員研修や社内環境の整備などに活用する。

これにより、地域ごとの課題に対して、より具体的で効果的な提案が可能になり、さらに企画・制作をワンストップで実行できる総合商社としての機能を事業構築する。プラットフォームも、これまでのFortnite(フォートナイト)に加えて、Roblox(ロブロックス)やMinecraft(マインクラフト)など、多様な選択肢を活用していく。同社の強みであるワールド開発からリアルイベント開催まで、デジタルツインの施策をトータルでプロデュースする体制を強化していく。

【コメント】
澤井健造氏 ー サワケン 代表取締役・沢井製薬株式会社 取締役副会長
急速に拡大し続けるメタバース市場において、メタバース空間と独自のリアルイベントとの融合を強みとした事業を確立し、地域課題の解決に教育や防災を取り入れ、社会貢献に取り組むMeta Osakaの理念に共感いたしました。また、共に地元大阪を「世界一おもろい都市」にしたいという想いでも出資させていただきました。将来的には、莫大なユーザーを有するメタバースを活用し、大阪から日本のヘルスケアを世界に発信できればと考えております。

 

淡野文孝氏 ー アクティオ 代表取締役社長
弊社は「お客様と共に歓びと感動を提供し続けます」と企業理念を掲げ、博覧会をはじめとした数多くのイベントを手掛け、また多くの公の施設や民間の観光施設などの運営を行っています。そこで培ってきた『おもてなしACTION』とデジタル技術の融合による新しいサービスを多くの地域に御提供し、様々な社会課題の解決やシビックプライドの醸成に寄与し、住まう方々が豊かな生活を送ることが出来たら、こんなに嬉しい事はありません。私自身、とてもワクワクしています。是非、ご期待ください。

 

毛利英昭氏 ー Meta Osaka 代表取締役
「メタバース界の案内人に」
「大阪を世界一おもろい都市(まち)に」という理念の下、メタバース関連技術を活用した社会課題解決が弊社のメイン事業です。メタバースのプラットフォームは無数にあり、今、ユーザー数世界最多5億人のフォートナイトをはじめ、ロブロックス、マインクラフト、ゼペットなどが代表的で、その他星の数ほどある中で、どのプラットフォームが最適か判断に迷うことが多いはずです。 私たちMeta Osakaは、メタバース界の案内人もしくは総合商社のような立場で、メタバース導入時にクライアントのニーズに応じたソリューションを安全確実に提案することができます。デジタル空間と現実世界の橋渡しを担うエキスパートとして、ワールド開発からリアルイベント開催まで、ユーザー体験を重視した実用的かつ魅力的なメタバース運用をサポートします。メタバースに関するご相談がございましたら、是非弊社までお問い合わせください。