BS11、決算資料でわかるアニメ関連事業の近況…10月クールは全42のアニメ関連番組を放送、「ワールドダイスター朗読劇」はチケット完売の盛況ぶり
本BS放送(BS11)<9414>は、10月10日、2024年8月期の連結決算を発表した。本稿では、その中で明らかになったアニメ関連事業の近況をまとめる。
「ANIME+」枠では、製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を毎クール約40タイトル放送。10月クールは『来世は他人がいい』『結婚するって、本当か』など全42のアニメ関連番組を放送している。
年末には、ドワンゴ、文化放送とともに主催した『アニメロサマーライブ2023-AXEL- powered by Anison Days』をテレビ独占放送し、6時間一挙放送の特別編成も行った。
また、「AnimeJapan2024」へのブース出展や、とちぎテレビ主催の「とちてれ☆アニメフェスタ!」に協賛し、それぞれ声優を招いてトークイベントを実施したほか、アニメソング番組『Anison Days』ではリアルコンサートイベントとして「Anison Days Festival2024」を開催した。このほかにも人気の2.5次元俳優が繰り広げるトークバラエティー番組『植田鳥越 口は〇〇のもとTV Season2』では「くちまる 京都~東京 真夏のしゃべくりツアー」と題し、KBSホールと福生市民会館でトークイベントを3公演実施する等、イベント事業をはじめとした幅広い展開を行った。
動画配信サイトBS11+(プラス)では、アニメ『転生したらスライムだった件』第3期の放送に合わせ、アニメ本編の魅力を伝える情報番組『転スラ情報局 BS11支部』を制作。
文化放送のインターネットラジオ「超! A&G+」とのコラボ企画『ワールドダイスターRADIO☆わらじ』では「わらじ presents ワールドダイスター朗読劇☆ワ朗」を開催、会場チケットが完売になる盛況ぶりでした。
アニメ以外では、エフエム東京が手掛けるデジタル音声配信サービス「AuDee(オーディー)」で、『報道ライブ インサイドOUT』の配信を開始し、同社の番組が音声コンテンツとしても楽しめるようになった。今後もBS11+をはじめ、TVer、U-NEXT、FOD、FANYチャンネル、ビデオマーケット等、外部プラットフォームでの配信も充実させていくという。
会社情報
- 会社名
- 日本BS放送株式会社(BS11)
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 知久/代表取締役社長 近藤 和行
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9414