2024年11月1日（金）から2025年2月2日（日）の期間、「ポケモン×工芸展― 美とわざの大発見―」が麻布台ヒルズ ギャラリー（麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階）で開催される。
本展は2023年3月から6月まで国立工芸館（石川県）で開催され、その後アメリカや日本各地での巡回を経て、2024年11月よりついに東京会場として麻布台ヒルズ ギャラリーに登場する。
これまでは約70点の作品が公開されてきたが、麻布台ヒルズ ギャラリーでは、今までの巡回展からバージョンアップし、数名の作家による追加作品を展示し、展示作品は約80点になる。
会場では、多数の芸術家が『ポケモン』と向き合い、化学反応を起こした作品が確認できる。例えば現代彫金作家の吉田 泰一郎氏はイーブイとその進化系3匹に着目し、純銅の色艶でシャワーズやサンダース、ブースターを表現している。
また、陶芸アーティストの今井完眞氏は、重厚な佇まいのフシギバナをはじめ、ゼニガメやコイキングなど、皮膚や毛並みまでリアルに表現している。
作家の個性が全面に押し出された工芸も数多く存在する。テキスタイルデザイナーの須藤玲子氏は、ピカチュウで彩られた「ピカチュウの森」を展示。可変金物の作品を得意とする坪島悠貴氏は、金属でココガラとアーマーガアを制作。小型ながら細部まで作り込まれた造形を楽しめる。
器や着物、装身具など、生活の様々なシーンとポケモンが融合した作品の数々も。桝本佳子氏はほのおタイプのポケモンに着目し、リザードンやロコンをイメージした信楽壺を展示。その一方で、ポッチャマやマンタインといったみずタイプのポケモンで染付皿も作成。マンタインの陰にはテッポウオも隠れているこだわりが見られた。
今回紹介したのは展示されている作品のごく一部で、会場には総勢20名の作家の個性が惹かつ作品がずらりと並んでいる。ポケモンはもちろん、アイテムやわざ、あるいはストーリーなど、あらゆる角度からポケモンを表現した作品が揃っているのでぜひ注目してほしい。
また、会場と併設する形でコラボカフェやグッズ販売も行われる。コラボカフェでは喫茶の特製ロゴマークを表現したメニューや、「ホウオウとルギアの黒ゴマラテ」「シェイミの抹茶ラテ」などが提供される。
そしてグッズには、日本の伝統柄「工字繋ぎ」の着物を着たピカチュウのぬいぐるみや、展示作品を大胆にあしらったアイテムの数々が用意される。
開催概要
展覧会名｜ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―
主催｜麻布台ヒルズ ギャラリー、NHKプロモーション
監修｜国立工芸館
特別協力｜株式会社ポケモン
協力｜読売新聞社
協賛｜株式会社ローソンエンタテインメント
後援｜J-WAVE
会期｜2024 年11月1日（金）－2025 年2月2日（日）
前期｜ 2024 年11月1日（金）－ 2024 年12月25日（水）
後期｜ 2024 年12月26日（木）－ 2025 年2月2日（日）
※休館日：2024 年12 月31日（火）
※前期・後期にて展示替えあり
会場｜麻布台ヒルズ ギャラリー（ 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階）
開館時間｜
月／火／水／木／日 10:00－19:00（最終入館 18:30）
金／土／祝前日 10:00－20:00（最終入館 19:30）
東京会場ウェブサイト｜https://www.azabudai-hills.com/azabudaihillsgallery/sp/kogei-pokemon-ex/
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