サンリオ、25年3月期の営業益を371億円→410億円に上方修正…店舗・テーマパークは国内客や外国人観光客が大幅増、ライセンス収益も計画上回る

サンリオ<8136>は、11月1日、2025年3月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高1306億円(前回予想1193億円)、営業利益410億円(同371億円)、経常利益418億円(同387億円)、最終利益311億円(同287億円)、EPS131.7円(同121.50円)とした。

・売上高:1306億円(前回予想1193億円)
・営業利益:410億円(同371億円)
・経常利益:418億円(同387億円)
・最終利益:311億円(同287億円)
・EPS:131.66円(同121.50円)

従来予想からの修正率は、売上高9.5%増、営業利益10.5%増、経常利益8.0%増、最終利益8.4%増となっている。

・売上高:9.5%増
・営業利益:10.5%増
・経常利益:8.0%増
・最終利益:8.4%増

同社では、上方修正の理由について、同時に発表した9月中間期の業績予想が計画を上回って着地したことに加え、第3四半期も堅調な売上推移が見込まれること、及び計画販管費の増額を織り込んだため、と説明している。

中間期については、連結ベースでの売上高が58億円増加した。国内の店舗・テーマパークでは、社内施策が順調に進んだことに加え、国内客および外国人観光客が大幅に増加し、売上高が計画を上回って推移した。ライセンス事業でも、北米や中国における業績がけん引し、ロイヤリティ売上高が計画を上回ったという。

営業利益をみると、国内・海外ともに売上高が計画を大幅に上回って進捗したことに加え、ライセンス事業の売上構成比の増加による収益性の向上、そして販管費が計画を下回ったこと等により、52億円増加した。これに伴い、経常利益、最終利益も増額した。

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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