サンリオ、9月中間決算は売上高43%増の628億円、営業益77%増の253億円と大幅増収増益…『ハローキティ』50周年施策で店舗・テーマパーク好調、ライセンスも貢献

サンリオ<8136>は、11月1日、2025年3月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高628億0700万円(前年同期比43.0%増)、営業利益253億9100万円(同77.3%増)、経常利益241億9600万円(同70.4%増)、最終利益190億7600万円(同81.6%増)だった。

・売上高:628億0700万円(同43.0%増)
・営業利益:253億9100万円(同77.3%増)
・経常利益:241億9600万円(同70.4%増)
・最終利益:190億7600万円(同81.6%増)

国内の店舗・テーマパークは、50周年を迎える『ハローキティ』の様々な施策や、人気投票イベント「2024年サンリオキャラクター大賞」が過去最多となる5707万票を集めるなど話題を集め、国内客および外国人観光客が大幅に増加し、売上高を押し上げた。

また、国内外のライセンス事業は複数キャラクター戦略の好調継続により、既存ライセンシーの商品展開が増加するなど売上高の伸長に寄与した。重点地域と位置づけている北米と中国は各種施策が好調に推移し大幅増収・増益となった。

なお、サンリオグループ共通の会員サービス「Sanrio+」の会員数は2024年9月末現在で約224万人となった。

連結営業損益に関しては、増収に加え、ライセンス事業の売上構成比の増加による収益性の向上、そして販売費及び一般管理費が当初計画を下回ったこと等により、大幅増益となった。これに伴い、経常利益、最終利益も大きく伸びたという。

 

【11月5日追記】
業績推移のグラフを追加した。

 

■2025年3月期の業績見通し

2025年3月期の業績は、売上高1306億円(前期比30.6%増)、営業利益410億円(同52.1%増)、経常利益418億円(同47.9%増)、最終利益311億円(同76.9%増)、EPS131.66円を見込む。

・売上高:1306億円(同30.6%増)
・営業利益:410億円(同52.1%増)
・経常利益:418億円(同47.9%増)
・最終利益:311億円(同76.9%増)
・EPS:131.66円

計画に対する進捗率は、売上高48.1%、営業利益61.9%、経常利益57.9%、最終利益61.3%となっている。

・売上高:48.1%
・営業利益:61.9%
・経常利益:57.9%
・最終利益:61.3%

株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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