【ゲームエンタメ株概況(11/1)】カバーが4日続伸で2000円大台乗せ 2Q決算が増収増益のイマジニアは3日続伸、マーベラスは続落と明暗分かれる

11月1日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落し、前日比1027.58円安の3万8053.67円で取引を終えた。前日の米国市場安に加え、週明け11月5日には米大統領選挙の投開票を控えており、3連休を前にした国内市場は手仕舞い売りが広がる形になった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は94銘柄のうち、上昇は15銘柄(16%)、下落は72銘柄(77%)、変わらずは7銘柄(7%)で、下落した銘柄が多数を占めた。

中で、カバー<5253>が4日続伸し、終値ベースで2000円大台乗せを示現したほか、モイ<5031>やボルテージ<3639>などが散発高した。

前日10月31日に発表した第2四半期決算が複数のSwitch向けパッケージゲームの販売開始などの寄与で増収増益での着地となったイマジニア<4644>は3日続伸した。

半面、前日にストップ高まで買われたガーラ<4777>が大幅反落し、直近は900円台まで買われる動きとなっていたドリコム<3793>も大きく売られた。

前日10月31日に発表した第2四半期決算が減収減益での着地となったマーベラス<7844>は続落した。

周辺株では、2025年3月通期の連結業績予想の下方修正を発表したIMAGICA GROUP<6879>が変わらずを挟んで6日ぶりに大幅反落した。

ほか、前日買われたIGポート<3791>やDeNA<2432>が売られ、円谷フィールズHD<2767>は続落して終値ベースで9月11日以来の2000円台割れとなった。

株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
企業データを見る
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高59億600万円、営業利益3億4500万円、経常利益6億5600万円、最終利益4億1600万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
企業データを見る