日本一ソフト、2Q(4~9月)決算は売上高20%減、2億500万円の営業赤字を計上 『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』などを開発中

  • 日本一ソフトウェア<3851>は、11月8日、2025年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、来年発売予定の『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』や『クラシックダンジョンX3』などの開発費用が先行し、第1四半期に続き赤字計上となった。

    売上高24億4700万円(前年同期比20.0%減)
    営業損益2億500万円の赤字(前年同期1億9100万円の黒字)
    経常損益1億3600万円の赤字(同4億5900万円の黒字)
    最終損益1億7100万円の赤字(同2億9000万円の黒字)

    セグメントごとの状況は以下のとおり。

    ①エンターテインメント事業 売上高23億9900万円(前年同期比20.6%減)、営業利益4300万円(同90.1%減)
    パッケージタイトルとして、国内では『魔界戦記ディスガイア7これまでの全部入りはじめました。』と『マール王国の人形姫25th ANNIVERSARY COLLECTION』の2タイトルを発売した。また、来年発売予定の『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』や『クラシックダンジョンX3』などの開発を進めた。『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』は、同社グループ初の国内・海外同時発売を予定している。

    そのほか、PlayStation Network、ニンテンドーeショップ、Steamなどを通じたゲームソフトおよびダウンロードコンテンツの配信や、北米・欧州・アジア地域に向けた国内で発売されたタイトルのローカライズ及び販売を行った。加えて、新規タイトルの開発および関連商品のライセンスアウト、カードゲームショップ「プリニークラブ」の運営も引き続き行った。

    ②学生寮・その他事業 売上高47,816千円(同23.0%増)、営業損益1700万円の赤字(前年同1700万円の赤字)
    学生支援を目的として岐阜県内の大学学生寮3件の運営などを行った。

  • ■通期業績予想は引き続き「未定」

  • 2025年3月期通期の連結業績予想については、新体制構築のための資金・資源の投入など、いまだ不確定な要素を含んでおり、引き続き「未定」としている。業績見通しが算出できる状況となったら、適時に開示するとしている。

     

【追記】

 

株式会社日本一ソフトウェア
https://nippon1.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社日本一ソフトウェア
設立
1993年7月
代表者
代表取締役会長 北角 浩一/代表取締役社長 世古 哲久
決算期
3月
直近業績
売上高53億3900万円、営業利益4億100万円、経常利益8億4200万円、最終利益5億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3851
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