【ゲームエンタメ株概況(11/14)】カプコンが続伸 国内証券が目標株価引き上げのスクエニHDは反発 業績予想増額の東映は上場来高値を更新
11月14日の東京株式市場では、日経平均は3日続落し、前日比185.96円安の3万8535.70円で取引を終えた。為替が1ドル=156円台まで円安方向に振れたことで朝方は買いが先行したものの、3万9000円を超えると上値は重く、次第に値を崩す展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は30銘柄、下落は58銘柄、変わらずは6銘柄で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、カプコン<9697>が続伸して年初来高値を更新したほか、岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を5500円から6500円に引き上げたスクウェア・エニックスHD<9684>が反発した。
また、前日11月13日に2025年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した東映<9605>が3日ぶりに反発し、分割修正を考慮した上場来高値を更新した。
そのほか、グループのライブサービスゲーム事業の統合を発表したグリー<3632>が反発し、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やテンダ<4198>などがしっかり。
半面、セガサミーHD<6460>が続落し、タカラトミー<7867>やエイベックス<7860>なども売られた。
サイバーエージェント<4751>は5日続落し、終値ベースで10月25日以来の1000円大台割れとなった。
ほか、ドリコム<3793>やモブキャストHD<3664>などの下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- 東映株式会社
- 設立
- 1949年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 多田 憲之/代表取締役社長 吉村 文雄
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9605
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684