【ゲームエンタメ株概況(11/18)】フェイスとUUUMがともにサヤ寄せで連日のS高 自社株買い発表のセルシスが3日ぶり反発 バンダイナムコHDは5日ぶり反発
11月18日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比422.06円安の3万8220.85円で取引を終えた。前週末の米国市場で利下げペースの鈍化への懸念からハイテク株が売られたことを受け、国内市場も半導体関連などへの売り物が先行し、下げ幅は一時500円に迫った。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は52銘柄(55%)、下落は39銘柄(41%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、前週末に続き、MBO価格1220円にサヤ寄せしたフェイス<4295>とTOB価格532円にサヤ寄せしたUUUM<3990>がともにストップ高比例配分となった。
また、先日に決算発表とともにダイコク電機<6480>との業務提携を発表した円谷フィールズHD<2767>が続伸し、ケイブ<3760>やマイネット<3928>も買われた。
ほか、前週末11月15日に発行済株式総数の1.92%に当たる60万株、5億円を上限とした自社株買いを実施すると発表したセルシス<3663>が3日ぶりに反発し、岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を4100円から4200円に引き上げたバンダイナムコHD<7832>は5日ぶりに反発した。
半面、カプコン<9697>が4日ぶりに反落し、サイバーステップ<3810>やドリコム<3793>なども売られた。
東京通信グループ<7359>は反落し、年初来安値を更新した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832
会社情報
- 会社名
- 株式会社セルシス
- 設立
- 1991年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 成島 啓
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3663