-
さくらインターネット<3778>は、生成AI向けプラットフォームサービスの開発を開始したことを発表した。
今回開発するプラットフォームでは、AIアプリケーションとLLMをはじめとする基盤モデル、生成AI向けクラウドサービス「高火力」を繋ぐためのAPIとRAG向けのベクトルデータベースを提供する。これらを活用することで、「高火力」を活用したAIアプリケーションの開発が従来より容易になる。
本プラットフォームにて選択可能な基盤モデルとして、NEC<6701>が開発した生成AI「cotomi(コトミ)」を提供するため基本合意契約を同社と合意した。さくらインターネットは「cotomi(コトミ)」を始めに、今後も国内外問わずさまざまな企業と連携し、本プラットフォームにおける基盤モデルの選択肢を増やす予定だ。
本取り組みにより、AIアプリケーションの開発事業者は選択する基盤モデルによって、アプリケーション内でのデータの通信や保管を日本国内で完結させることができるようになる。
・API(Application Programming Interface)…異なるアプリケーション間で機能を共有する仕組み。
・RAG(Retrieval Augmented Generation)…データベースから検索し、LLMに回答を生成させる技術。検索拡張生成。
会社情報
- 会社名
- さくらインターネット株式会社
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役社長兼最高経営責任者 田中 邦裕
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3778