【イベント】『フォートナイト』チャプター6のテーマは“日本インスパイア”!? 「ゴジラ」や「ベイマックス」とのコラボも実施と判明!
Epic Gamesは、11月26日、都内某所にて「フォートナイトバトルロイヤル チャプター6」プレスプレビューイベントを開催した。当日は、Epic Games Japan代表の河崎高之氏と、Epic Gamesグローバルパートナーシップ VPのNate Nanzer氏が登壇し、新チャプターについての紹介を行った。本稿では、その模様をレポートしていく。
『フォートナイト』がアメリカ以外の国でプレスプレビューイベントをやるのは今回が初とのこと。Epic Games にとってEpic Games Japanは、アメリカ以外で設立された最初の法人で、今年で15周年を迎える。また、『フォートナイト』は日本国内に月間270万人以上のアクティブユーザーを抱えており、ゲーム市場において日本は非常に影響力がある国のひとつだと河崎氏は説明した。
そんな中、今回の新シーズンは日本への感謝の想いを詰め込んだものになっているという。日本の伝統・文化・建築などからインスピレーションを受け、『フォートナイト』の世界で自分たちなりに解釈したものを実装していると河崎氏は語った。
▲今回のチャプターでは、「タイフーンブレード」と呼ばれる刀の形状をした武器や、お面を付けたときに使用できる特殊能力が主な特徴となっているようだ。
また、ここからは開発陣のアンドリュー氏とニック氏からのビデオメッセージにより、チャプター6「鬼ノ島」の魅力がより具体的に語られた。彼らによると、今回のチャプターでは、これまでで一番大胆に全く新しい世界へ飛び込む内容になっているとのこと。
▲こちらが鬼ノ島のマップ。「ナイトシフト・フォレスト」や「マジックモス」は、景色が美しく開発陣もオススメのスポットとのこと。
▲広大な自然が広がったエリアや都会っぽいところまで、全て日本からインスパイアされて制作されたものとなっている。山に挟まれた町も登場するが、これは日本の雑居ビルを意識して設計したとの話だった。
日本にインスパイアされた神秘の世界を作ることを目標に制作されており、例えば「鬼」がゲームの世界に活気をもたらしてくれるという。「鬼の道場」や「古代の建造物」、「お宝が置かれた森」など、探索し甲斐のあるマップが広がっており、パルクールを活かしたアクションでまるで忍者になったかのようなエキサイティングな体験ができるようになっていると話した。
▲武士のようなスキンも登場。
▲「鬼の道場」には強力なボスも待ち構えているとか……!
▲機動力を活かしてフィールド内を縦横無尽に駆け回ろう!
▲お面を拾って付けることで特殊な能力を使えるようになる。今回、筆者が試遊させていただいた中では、ワープホールのようなものを生成し、その場に瞬間移動できる能力を体験できた。
ここからはNate氏が登壇。同氏は、これまで『フォートナイト』では本物感を欠かさずに実装することを重視してきたとコメント。そのため、過去に実施された「ドラゴンボール」や「スパイダーマン」とのコラボでも、かめはめ波やワイヤーアクションにもかなりの力を入れてきたという。さらに、2023年に開催された「フォートナイトフェスティバル」には、米津玄師さんや星野源さんが登場。これからも、日本の素晴らしい音楽を『フォートナイト』に取り入れていきたいと意欲を見せた。
そんな中、チャプター6では「ゴジラ」や「ベイマックス」とのコラボを実施すると発表。サイズは小さいものになるが、プレイヤーが「ゴジラ」となってバトルフィールドを駆け回ることもできるようになるようだ。
最後に同氏は、今回のチャプターでは、日本をそのまま表現しているのではなく、あくまでも『フォートナイト』特有のテイストや色使いで本作の世界に日本を落とし込んだらどう表現されるかに重点を置いたものになっていると述べて話の締めとした。
(取材・文 編集部:山岡広樹)
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