ファンワークスは、下野紘・八代拓・畠中祐・岡本信彦ら豪華声優陣が出演となる3分のショートアニメ「えぶりでいホスト」が2025年4月から2クール連続でテレ東・BS日テレにて放送すると発表。同社はアニメーション制作を担当する。
2020年にpixiv、ニコニコ静画、個人サイトで連載がスタートした“ごとうにも”原作の四コマWEB漫画「えぶりでいホスト」は、ホスト業界に生きる人々のぶっとんだ生活を描いた日常系ギャグコメディ。舞台となるのは、煌びやかな新宿から少し離れた所にある”アットホーム”が売りのホストクラブ「クラブ・ワン」。
型破りな設定と激しいギャグなのにどこかリアリティがある物語は、WEBを中心に大反響を呼びKindleインディーズマンガでは1500件以上の評価がつき☆4.7を獲得、24年にはKADOKAWAより電子コミックス(全5巻)が発売され、今もなお新たなファンを獲得し続けている話題沸騰中の作品だ。数多くのギャグ漫画作品を手掛け、日常のあるあるエピソードを独自の視点でコミカルに描く作風に定評のある原作者初の映像化となる。
下野紘・八代拓W主演!さらに実力派声優陣が勢揃い
本作ではクセの強すぎる超個性的なキャラクターもその魅力の一つ。夜の世界でぶっとんだ日常を送る異次元の個性派ホストに豪華人気声優陣がキャスティングされた。物語の中心となる主役2名に「鬼滅の刃」の我妻善逸役や「僕のヒーローアカデミア」の荼毘役で知られる下野紘と、「アンデッドガール・マーダーファルス」で津軽役を務めた八代拓を迎える。下野紘が演じるのは、「クラブ・ワン」のNo.1ホスト兼代表であるコーイチで、元気な弟系ホストとして20年以上働く大ベテラン。見た目は若いが、長年の飲酒で身体はおかしくなっている。コーイチの特技“ハムハム”は、客の膝に自分の顔を擦り付けることで、対象者の緊張やムカつきを和らげることができる。一方、八代拓が演じるハジメは、「クラブ・ワン」に勢いで転職した元会社員。接客では「なるほど」と「たしかに」を連発し、後にNT系ホストと名付けられる。
そして、リョーイチ役を演じるのは「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」でルイージ役を「SK∞ エスケーエイト」で喜屋武暦役を演じた実力派の畠中祐。「クラブ・ワン」のNo.2であるリョーイチは色恋系ホストで、元アイドルでルックスが良く、2億の借金を抱えている。アホほど女に優しいので稼ぎを全部客に使ってしまう。「クラブ・ワン」のNo.3、センイチ役を演じるのは、「僕のヒーローアカデミア」の爆豪勝己役や「ハイキュー!!」の西谷夕役など個性的なキャラクターを巧みに演じ分ける岡本信彦。オラオラ系ホストのセンイチは、誰にでも平等に態度が悪く、ソーシャルゲーム中毒で、稼いだお金をほとんど課金に使ってしまう。
「アグレッシブ烈子」のラレコ監督 × 制作:ファンワークスが贈る捧腹絶倒のギャグコメディ
監督・脚本を手がけるのは「アグレッシブ烈子」や「やわらか戦車」で知られるラレコ。シニカルでユーモアあふれる作風で評価され、「やわらか戦車」では文化庁メディア芸術祭の「日本のメディア芸術100選」エンターテイメント部門で1位を獲得。また、「ガッ活!」ではユニークな討論を通じてバカバカしくも奥深いテーマを描き出し話題となった。制作を担当するのはファンワークス。2005年に設立され、「やわらか戦車」を皮切りに多くのアニメーションを手がけ、世界中のクリエイターと連携して多様なキャラクターアニメを生み出している。「カワイイ&ユカイ」をテーマに子どもから大人まで楽しめる作品を提供。ラレコとファンワークスによるコラボレーションは、「やわらか戦車」から始まり、「ちーすい丸」、「ガッ活!」、「アグレッシブ烈子」、そして「チキップダンサーズ」と続いている。本作「えぶりでいホスト」では、抱腹絶倒のギャグコメディが炸裂する。
あらすじ
関口(後のハジメ)は、職場で色々あって気を病んでいた所、求人チラシに書かれていた「アットホームな職場です(^o^)」という言葉に釣られ、ホストクラブ「クラブ・ワン」へ転職。そこには、ホスト歴20年以上の弟系ホスト、元アイドルの色恋系ホスト、ソシャゲ中毒のオラオラ系ホストなど、異次元の個性派ホストが所属していた!自分にホストなんて向いていないと思っていたハジメだが、ホスト達に振り回されるうちに、段々と居心地がよくなっていく。
コメント
【コーイチ役:下野紘】
今回『えぶりでいホスト』で、ホスト歴“20年”の弟系ホスト『コーイチ』を演じさせていただくことになりました!!元気な弟系だけど年齢的には…なコーイチは、妙に親近感が湧きますね〜!「ハムハム」など全身全霊で演じさせていただきました!現実離れしたギャグなのに異様にリアルと、現職ホストも大絶賛の『えぶりでいホスト』!!個性豊かなキャラクターがガンガン出てくるので、お気に入りを見つけつつ楽しんでご覧いただけたら幸いです。
【ハジメ役:八代拓】
原作のもつ、ゆるりとした中にもどこかはっちゃけた雰囲気がとても面白く、この世界の中で演じられることが本当に楽しみでした。また役者陣を聞いた時にワクワクが更に膨れ上がりました。掛け合いを全力で楽しみたいと思います。
【リョーイチ役:畠中祐】
ものすごくテンポ感が良くて、リハvを見ながら何度も笑ってしまいました、、、!逆に言うと、それほどにもうリハvから面白いこの作品に、演者がどう入っていくのかってのも試されてる気がして身震いです。もちろん楽しくやっておりますが、勝手にこの緊張感を感じてひええぇってなっております、、!頑張ります!よろしくお願いします!
【センイチ役:岡本信彦】
僕の演じるキャラはツンツンドライなホストです。根本的にホストの話をユニークにした物語ではあるのですが、下野紘さんの声で「ハムハムハムハムハムハムハム、ヒメェ↑?」を聞くだけでも楽しいと思います。ぜひ皆様もハムハムされてください。
【原作者:ごとうにも】
このような発表ができるのも、原作を愛してくれた皆さんのおかげです!アニメ「えぶりでいホスト」は小気味よく痛快で愉快な作品なので、「ホスト物なんて見ねーわ」という方も騙されたと思って観てください!私はホストとは縁遠く18時以降出歩かない者ですが、このアニメを自宅で観て行った気になろうと思っています!楽しみです!
【監督・脚本:ラレコ】
ホストという仕事について詳しくはなかった私ですが、この作品に出会ったことで業界で働く人間の魅力に引き込まれました。原作のごとうにも先生の手によって生み出されたキャラクター達の生きざまを3分という時間の中でいかに描き切るか、尺との戦いに苦しみつつも、楽しんで制作しております。コミカルなやりとりの中にホスト達の情熱や思いが込められたこの作品を楽しんでいただければ幸いです。ご期待ください!
【プロデューサー:岩永さくら】
原作漫画を読んだのは東京に出てきたばかりの時で、都会に対する漠然とした不安を感じていたのですが、新宿で働くキャラクター達の”個”の強さにすごく励まされ、同時に、彼らの生の空気感をアニメで見たい!と思いました。ラレコ監督の熱とコメディセンスが加わって、元気と勇気と笑いがもらえる作品になっております!ホストクラブという空間でなければ集まらなかった、強烈なキャラクター達の日常を是非お楽しみください!
作品概要
<作品概要>
タイトル:えぶりでいホスト
出演:下野紘 八代拓 畠中祐 岡本信彦
原作:ごとうにも「えぶりでいホスト」(あすかコミックスDX/KADOKAWA刊)
監督・脚本:ラレコ
アニメーション制作:ファンワークス
製作:えぶりでいホスト製作委員会
放送情報:2025年4月テレ東・BS日テレにて放送開始!
©ごとうにも/えぶりでいホスト製作委員会