新潟県は、首都圏の子育て世代に「子育てに優しい新潟県」をアピールするため大人気アニメ作品「転生したらスライムだった件」とのコラボレーション・プロモーションを1月15日(水)からスタートさせた。
■「子育てに優しい新潟県」とは
新潟県は、地域子育て支援拠点数全国1位(※1)や待機児童数0人の達成(※2)、手厚い保育士の配置(1歳児は国の基準の2倍)など、充実した子育て環境がある「子育て先進県」。
一方、令和5年の人口動態における本県の合計特殊出生率は、概数で1.23と過去最少となるなど、現在の少子化は危機的な状況にあり、まさに喫緊の課題として対策を一層強化・推進していく必要がある。
そこで新潟県は、「子育てに優しい新潟県」の実現に向け、「妊娠・出産から子育てまでの節目における経済的負担の軽減」「結婚を希望する方への支援」「こどもを生み育てやすい環境の整備」を3つの柱として、市町村や民間団体と連携し、結婚から妊娠・出産・子育てまでの切れ目のない支援を行うとともに、様々な場面で子育てを後押しする取組を強化している。
2023年には「子育てに優しい新潟県」を実現するため「こむすび県にいがた」(※3)のロゴマーク、キャッチコピーを作成し、様々な場面で発信している。
(※1)こども家庭庁-令和5年度実施状況
(※2)こども家庭庁-令和6年4月の待機児童の状況について
(※3)こむすび県にいがたロゴマーク
■子育て世代の地方移住へのニーズ
コロナ禍以降、東京圏在住者の地方移住への関心が高まっており、特に20代の地方移住への関心は全年齢平均よりも大きく約45%が地方移住への関心を持っている。(※4)また、東京での移住相談件数は40代以下の若い世代の相談が約7割を占めている。(※5)
新潟県は、人口減少・出生率の低下の対策として、移住促進する取り組みからも「子育てに優しい新潟県」をテーマに首都圏の子育て世代へアプローチしていく。
(※4)認定NPO法人ふるさと回帰支援センタープレスリリース2023年2月
(※5)内閣府第6回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査(令和5年4月調査)-3.地方移住への関心(東京圏在住者)
■コラボに至った背景
「転生したらスライムだった件」が描く、主人公が転生した世界で国造りをするストーリーと、作品テーマ【転生=移住・もう一つの生き方】、【国造り=新たなふるさと】が、新潟県の「子育て環境の魅力」を県外(首都圏)の子育て世帯に対して発信していく目的と合致することから、本プロモーション「転居するなら“子育てに優しい!”ニイガタだった件」の実現となった。
またアニメ3期第11話目では、登場キャラクターが「ごはん」に感動するシーンがあるが、こちらはアニメ制作時に新潟県魚沼産コシヒカリをモデルに、南魚沼市の「上田の郷」が取材協力をした。
新潟県では、今後の県の活力を担う若者や女性に人気の高い業種でもあるアニメーション制作企業の誘致にも取り組んできており、首都圏からスタジオを移転・新設した企業もある。
そしてマンガ・アニメ文化の振興を目的に、1998年の「にいがたマンガ大賞」を創設にはじまり、マンガ・アニメの祭典「にいがたアニメ・マンガフェスティバル(がたふぇす)」(2011年~)、「新潟国際アニメーション映画祭」(2023年~)が開催されている。
■「転居するなら“子育てに優しい!”ニイガタだった件」コラボ概要
①「転生したらスライムだった件」オリジナル描き下ろしキービジュアル
新潟県を象徴するモチーフを活かした背景の中で、主人公リムルをはじめ、表情豊かなキャラクターたちが新潟で新たに楽しく生活するシーンを描き下ろしている。プロモーションでのイベントや様々な制作物でキャラクターがアイコンとなって登場する。
②「子育てに優しい新潟県 こむすびフェア2025」の開催
「子育てに優しい新潟県」の魅力や取り組み内容を分かりやすく紹介するためブース展示を開催する。
会場には、「子育てに優しい新潟県」の取り組みや魅力ポイントの紹介だけでなく、今回のオリジナル描き下ろしのキャラクターパネル等のフォトブースや作品の紹介なども設置し、作品の世界観も味わいながら観覧できる。
また、開催にあたりゲストを招いてプレス発表会を行う。
【展示ブース概要】
日時:2025年1月28日(火)~2月2日(日)10:30~20:00(最終入場19:30)
場所:銀座・新潟情報館「THE NIIGATA」3階イベントスペース
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目6-7 SANWAすずらんBldg
※予約不要・入場無料
※1月28日(火)はプレス発表会終了後、16:00~オープン予定。
③Xフォロー&ハッシュタグキャンペーンの実施
オリジナル描き下ろしビジュアルを使用したプレゼントを用意し、公式X「新潟のつかいかた」でフォロー&ハッシュタグによるプレゼントキャンペーンを実施する。
【概要】
応募期間:2025年1月15日(水)~2月14日(金)23:59まで
応募方法:1.公式X「新潟のつかいかた」@HowToNiigataをフォロー
2.特設サイトをチェック
3.#転居するならニイガタを付けて新潟県の移住魅力ポイントを投稿
賞品 :A賞 オリジナルお泊りセット(2名分)10名
:B賞 新潟米(2合)100名
④オリジナル動画の配信
オリジナル描き下ろしキャラクターを活用し、新潟県の子育て環境の魅力や県政策について簡潔に紹介する。
※特設サイトや新潟県公式チャンネル(www.youtube.com/@NiigataPref)で近日公開いたします。
⑤特設サイトの開設
子育てに優しい新潟県の魅力ポイントや県政策の具体的な取り組みをまとめてご紹介しています。
サイトURL:https://niigata-tensura.jp
■「転生したらスライムだった件」とは
WEB小説を基にした「転生したらスライムだった件」は、その人気を博し、現在コミカライズ化し講談社「月刊少年シリウス」で連載中。現在コミックス27巻まで発売されており、発行部数は全世界シリーズ4,500万部。アニメの累計視聴数は30億回を突破している。コミック・児童書・TV アニメ・劇場映画・ゲーム・舞台・コラボなど、様々なジャンルに世界を広げる超人気転生エンターテイメントとして、子ども&ファミリー、20代~40代まで幅広い層から熱狂的な支持を集める大人気の作品だ。
会社情報
- 会社名
- 講談社