1月21日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比125円48銭高の3万9027円98銭でこの日の取引を終えた。トランプ米大統領の関税政策を巡る思惑から乱高下し、高値は335円71銭高まで買われるときもあれば、逆に258円66銭安の3万8643円84銭まで売られる場面があった。
【主要指数】
・日経225: 39,027.98(+125.48)
・TOPIX: 2,713.50(+2.23)
・ドル/円: 155.50(-0.10)
・ダウ: 43,487.83(+334.70)
・ナスダック: 19,630.20(0.00)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は50銘柄(52%)、下落は40銘柄(42%)、変わらずは6銘柄(6%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
トランプ大統領による暗号資産取引の規制緩和への期待からクシム<2345>に物色の矛先が向かい、昨年来高値を更新した。昨年末の経営上の混乱もあり玉関係の整理が進んでいたことも物色が入りやすかった一因かもしれない。コロプラ<3668>やKLab<3656>、クルーズ<2138>も高い。
任天堂<7974>が反発。Nintendo Switch2の発表以降、売りに押されていたが、押し目買いが入ったもようだ。
スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>やコーエーテクモホールディングス<3635>、セガサミーホールディングス<6460>、カプコン<9697>など大手ゲームの一角も高い。
ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>が4日ぶりに反発。前日1月20日に『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』の全世界のプレイヤーのカード総獲得枚数が400億枚を達成したと発表したことが材料視された。
他方、オルトプラス<3672>が株価が50円を割り込み、上場来安値を更新した。エディア<3935>は寄り付き直後は高かったものの、利益確定の売りに押されてマイナスで引けた。カヤック<3904>も昨年来安値を更新した。