コーエーテクモHD、3Q(4~12月)決算は売上高14%減、営業益25%減 新作のリリース少なく既存タイトル中心の展開に 新作販売動向などを踏まえ通期予想は据え置き
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コーエーテクモホールディングス<3635>は、1月27日、2025年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、パッケージ3タイトル、モバイル3タイトルの新作をリリースした前年同期に対し、今期はパッケージ2本の新作発売で既存タイトル中心の展開となっており、減収・営業減益となった。
なお、営業外収支については、金融市場を注視しながら的確な運用を行ったことにより、第3四半期累計として過去最高となっている。
売上高525億7000万円(前年同期比14.0%減)
営業利益150億7500万円(同25.8%減)
経常利益331億4400万円(同2.0%減)
最終利益251億6100万円(同3.6%増)各セグメントごとの状況は以下のとおり。
①エンタテインメント事業 売上高487億9400万円(前年同期比15.0%減)、セグメント利益148億6700万円(同26.0%減)
・「シブサワ・コウ」ブランド
『三國志8 REMAKE』(Nintendo Switch、PS5、PS4、Windows(Steam)用)を10月に発売し、四半期中の販売本数は20万本だった。スマートフォンタイトルでは、最新の戦略シミュレーションゲーム『キングダム 覇道』(配信はバンダイナムコエンターテインメント)を発表した。また、『信長の野望 覇道』では配信2周年を記念したキャンペーンを実施した。・「ω-Force」ブランド
『真・三國無双 ORIGINS』(2025年1月17日発売)の体験版が130万ダウンロードを突破した。・「Team NINJA」ブランド
前期末に発売した『Rise of the Ronin』が「PlayStation Partner Awards 2024 Japan Asia」で「SPECIAL AWARD」と「USERS' CHOICE AWARD」を受賞した。・「ガスト」ブランド
『FAIRY TAIL2』を12月に発売し、同月中の販売本数は12万本だった。・「ルビーパーティー」ブランド
ネオロマンス30周年を記念したイベント「ネオロマンス 30th Anniversary~アンジェリーク&遙かなる時空の中で~」を1月に開催する。・「midas」ブランド
位置情報ゲーム『信長の野望 出陣』において、ご当地イベントとコラボしたゲーム内キャンペーンなどを実施した。・「AAAスタジオ」
新規タイトルの開発に注力している。なお、IP事業においては、同社がIPを許諾する『NINJA GAIDEN: Ragebound』(Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows(Steam)用)の発売を2025年夏に予定している。『三国志・戦略版』(国内では『三國志 真戦』)は引き続き収益に寄与した。
②アミューズメント事業 売上高31億300万円(同6.6%増)、セグメント利益3億7700万円(同22.3減)
アミューズメント施設は、既存店売上高が好調に推移した。スロット・パチンコでは、液晶ソフト受託開発に取り組んだ。③不動産事業 売上高9億3800万円(同4.0%増)、セグメント利益2億2800万円(同123.5%増)
ライブハウス型ホールKT Zepp Yokohamaは、引き続き高い稼働率となった。④その他事業 売上高2億2700万円(同6.6%減)、セグメント損益3億9700万円の赤字(前年同期3億4900万円の赤字)
ベンチャーキャピタル事業において、ファンドの管理費用が発生した。 -
■通期業績予想は変更なし
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2025年3月期通期の連結業績予想については、従来予想から変更なく、以下のとおり。
第4四半期の新作タイトルの販売動向や、世界経済や金融環境の動向を踏まえ、当初予想からの変更は行わないとしている。
売上高900億円(前比6.4%増)
営業利益300億円(同5.3%増)
経常利益400億円(同12.6%減)
最終利益300億円(同11.2%減)
※過去12四半期分の四半期業績推移のグラフを追加しました。
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635