コミスマ、イマジカインフォスから長編アニメスタジオの制作部門を買収 アニメ事業のさらなる成長と作品の品質向上を目指す

  • コミスマは、本日(2月3日)、イマジカインフォスから長編アニメスタジオの制作部門を事業譲受することを発表した。具体的な取得額などは非開示。

    ■背景と目的
    アニメ制作市場規模は2022年に3,390億円を突破し過去最高を更新し、アニメ需要と作品に求められるクオリティは年々高まっている。それに伴いコミスマは2021年にアニメ制作部門を「Qzil.la(クジラ)株式会社」として分社化し、ハイクオリティな作品づくりに注力してきた。

    そして今回、アニメ制作における体制強化を図るため、これまで協業関係にあったイマジカインフォスの長編アニメスタジオの制作部門をイマジカインフォスより事業譲受することを決定した。今後もコミスマはQzil.laを中心として制作体制を拡充し、アニメ事業のさらなる成長と作品の品質向上を目指していく。

    <事業譲受の概要>
    譲受元:株式会社イマジカインフォス
    譲受部門:株式会社イマジカインフォス 長編アニメスタジオ制作部門
    譲受先:コミスマ株式会社
    譲受日:2025年2月1日

    ▼コミスマ 代表取締役社長 CEO 佐藤光紀氏コメント
    コミスマは「マンガ家の職業価値を向上させ、子供たちの憧れの職業にする」というミッションのもと、マンガ・アニメを中心としたIP開発、コンテンツ制作、プラットフォーム運営を軸に事業を展開しております。この度、アニメ事業におけるクオリティの追求と多様な制作ラインの拡充を目的に、イマジカインフォス様より長編アニメスタジオ制作部門の事業を譲受させていただきました。

    イマジカインフォス様の優れたチームと、弊社グループのアニメスタジオQzil.laの力を合わせることによって、アニメ事業の体制がより強化されることを大変嬉しく思います。引き続き、コミスマグループとして優れたアニメ作品を世界中に提供すべく全力を尽くしてまいります。

    ▼Qzil.la株式会社 代表取締役 福留俊氏コメント
    Qzil.laはミッションである「常識を問い直し、アニメ産業に超ド級の変革を起こす」を実現すべく、2021年より日本のアニメーションのクオリティの高さを活かしながら、新しいアニメ制作/製作および表現の形を模索し作品を作り続けてまいりました。

    この度、当社の注力領域であるテクノロジー分野において素晴らしい知見を持ちアニメーション制作を進化させ続けているイマジカインフォス様の長編アニメスタジオ制作部門を仲間に迎え、両社が力を合わせることで、新たな価値を創造出来ると確信しております。

    今後は両チームの強みを最大限に活かし、より多くのお客様に驚きと感動をお届け出来るよう、グローバル市場において競争力あるエンターテインメント企業へと成長していくことを目指してまいります。

コミスマ株式会社
https://www.comicsmart.co.jp/

会社情報

会社名
コミスマ株式会社
設立
2013年2月
代表者
代表取締役社長CEO 佐藤 光紀
決算期
12月
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