バンダイナムコHD、28年3月期を最終年度とする新中期計画…IP軸戦略の推進で売上高1兆4500億円、営業利益2000億円を目指す

バンダイナムコホールディングス<7832>は、2028年3月期を最終年度とする新しい中期計画を策定した。売上高は、2025年3月期予想比で17.9%増の1兆4500億円、営業利益は同11.1%増の2000億円、海外売上比率50%を目指す。また営業利益率については継続的に12%以上の維持を目標としているという。

中期計画においては、中長期での持続的な成長に向け、グローバル市場においてIP軸戦略をさらに強力に推進していく。グループの最上位概念である「パーパス"Fun for All into the Future"」、そして中長期ビジョン「Connect with Fans」のもと、世界中のIPファン、あらゆるパートナー、株主、グループ従業員、そして社会とつながり、IP価値の最大化に向けた様々な取り組みを推進するとともに、成長に向けた強固な経営基盤を確立していく。これら取り組みの推進により、企業価値の向上と長期利益の創造を目指す。

中期計画の推進にあたっては、財務基盤やガバナンス体制、グループ従業員が新たなことにチャレンジできる成長環境の構築などの強固な経営基盤の強化と、IP価値最大化の推進を目的に、同社の取締役体制やユニット体制等の変更を行う。また、中長期での企業価値向上と長期利益の創造に向けた資本政策に関する考え方を開示する。

※IP軸戦略:IP(キャラクターなどの知的財産)を最適なタイミングで、最適な商品・サービスとして、最適な地域に向けて展開することでIP価値最大化を目指すビジネスモデル
※詳細は追ってお伝えします

 

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 浅古 有寿
決算期
3月
直近業績
売上高1兆2415億1300万円、営業利益1802億2900万円、経常利益1864億7000万円、最終利益1293億100万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
企業データを見る