コロプラ<3668>は、2月5日、2025年9月期の第1四半期(10~12月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中からリリース時期別の売上推移を見てみたい。
もともと同社のタイトルは第2四半期と第4四半期に周年を迎えるものが多く、第1四半期は四半期推移(QonQ)で売上減少となるものが目立つ形になる。ただ、その中でも今回特に気になる推移となっているのがFY2023(2023年にリリースされたタイトル)だ。
ここに属するのは『白猫GOLF』と『とらべる島のにゃんこ』のタイトルとなるが、この四半期の売上が1700万円まで落ち込んでいる。前年同期は1億4600万円だったことを踏まえると、何らかの問題が起きている、もしくは省力化などの対応が取られている可能性もありそうだ。
一方、ブロックチェーンゲームについては、前四半期に1億7300万円、この第1四半期は1億7500万円と同水準の売上を記録しており、一定の成果が出てきている様子がうかがえる状況となっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668