
KADOKAWA<9468>は、この日(2月6日)発表した第3四半期決算で、作品別の売上上位を開示し、『【推しの子】』が前四半期に続いて1位だった。アニメ・実写映像のみの売上となるが、国内・海外配信向けやゲーム・グッズ向けライセンス収入が好調だったという。今期は累計で50億円を超える売上を計上し、2位以下に大差をつけている。
第2位は『ダンジョン飯』だった。アニメ・実写映像セグメントの配信収入やライセンス収入が計上されたほか、書籍やゲーム関連の収益も計上されたとのこと。
第3位は『オーバーロード』だった。こちらは劇場版の国内興行収入が10億円を突破した。『Re:ゼロから始める異世界生活』と『この素晴らしい世界に祝福を!』が第4位、5位と続いた。
このほか、目立ったところでは、『パンどろぼうとりんごかめん』をあげておきたい。アニメ・実写映像セグメントやゲーム事業の収入はなく、書籍の収入が中心だったものの、有名作品に続く第6位に入った。

会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468