DeNA岡村社長、『ポケポケ』は「非常に順調に立ち上がった」 参加企業が強みを発揮したこととチームワークが大ヒットの背景

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、第3四半期の決算説明会で、『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』の大ヒットで、ゲーム事業のユーザー消費額が前四半期比(QonQ)で328%増の946億円、セグメント利益が1140%増の186億円と急拡大したことを明らかにした。
岡村信悟社長は、「『ポケポケ』が非常に順調に立ち上がったため、トップラインが大きく増加し、利益がそれに呼応する形になった」と説明した。「国内だけでなく海外でも活発に利用されており、多くの国と地域で手応えを感じている」と述べた。
ヒットの背景についても問われると、ポケモンとクリーチャーズ、DeNAがそれぞれの経験や強みを持ちよったことと、3社によるチームワークが機能したことをあげた。
また同タイトルの継続率についても質問が出たが、同社がこれまで手掛けてきたタイトルに比べても継続率が非常に高い状況が続いており、多くのユーザーがプレイしているとしたものの、「具体的な数字は公表しておりません」と回答した。
今後については、多くのユーザーに長く楽しんでもらえるよう、様々な施策を実施していきたいとしたものの、公表している以外の取り組みについては回答できないと述べた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1639億9700万円、営業利益289億7300万円、税引前利益318億1700万円、最終利益241億9300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432