ABCアニメーション、営業利益1億7500万円と黒字転換 中間決算まで赤字計上も第3四半期で売上、利益急伸

朝日放送グループホールディングス<9405>は、2月10日、第3四半期の決算で、子会社ABCアニメーションの業績について、営業利益が1億7500万円と黒字転換したことを明らかにした。前年同期は1億1400万円の赤字だった。売上高は同35.5%増の17億8500万円だった。

2025年3月期においても9月中間期まで7000万円の営業赤字を計上していたが、一転して黒字転換となった。第3四半期(24年10~12月)だけで売上高8億3900万円、営業利益2億4500万円を稼ぎ、業績を改善した。

同社は、朝日放送グループホールディングス傘下のアニメプロデュース企業で、アニメコンテンツの企画製作、それに派生するビデオグラム販売、海外販売、物販、イベントを主な事業内容としている。

主な作品は以下の通り。

・妖怪学校の先生はじめました!
・パーティーから追放されたその治癒師、実は最強につき
・戦国妖狐
・となりの妖怪さん
・響け!ユーフォニアム3
・わんだふるぷりきゅあ!

業績推移は以下の通り。