東京工芸大学、「芸術学部卒業・大学院修了制作展2025」を2月14日より開催

東京工芸大学は、「東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2025(本制作展)」を、2025年2月14日から16日の3日間、本学中野キャンパスで開催する。本制作展は芸術学部・芸術学研究科における、メディア芸術の集大成であり若きアーティストのデビューの場でもある。未来のメディアアーティストたちが全力で取り組んだ作品の数々を見ることができる。

展示作品は、本学芸術学部7学科及び大学院芸術学研究科の2025年3月卒業・修了予定者の卒業・修了作品。

展示スペースには、本学中野キャンパス1号館、2号館、3号館、5号館、6号館が使用される。写真、映像、デザイン、インタラクティブメディア、アニメーション、ゲーム、マンガの7つの学科、並びにメディアアート専攻で、間もなく卒業・修了を迎える学生たちが各々の個性的な発想を元に創り上げた作品群が展示される。

写真学科及び写真メディア領域では、5号館1階メインホールと2階の写大ギャラリースペースにおいて、それぞれに特色をもった8つの研究室及び基礎教育研究室に分かれて展示が行われる。公開講評会や各研究室での作品検討などを通して、粘り強く研究を続けた集大成となる作品/論文が並ぶ。写真の本質に迫るシリアスな写真表現やドキュメンタリー、肖像、映像や立体を含んだ複雑なインスタレーションとしての空間表現などを確認できる。

映像学科及び映像メディア領域では、1号館1階「ゼミ演習室1・2」と2号館地下1階のシアター施設「マルチメディア講義室」で、短編映画やドキュメンタリー、CGを用いたショートムービーなどが上映され、鑑賞することができる。

デザイン学科及びデザインメディア領域では、3号館地下1階から3階までを使用し、グラフィックデザイン、イラストレーション、映像情報デザイン、空間プロダクトデザインの4つの領域に分かれて、展示が行われる。学生たちが学びの集大成として、広告デザイン、ブランディングデザイン、イラストレーション、映像デザイン、インタラクションデザイン、UI/UXデザイン、空間デザインやプロダクトデザインなど、個々の視点から表現した作品が展示される。

インタラクティブメディア学科及びインタラクティブメディア領域では、6号館1階と2階で展示が行われる。インタラクティブアート、WEB、3DCG、コンピューターミュージック、映像作品などさまざまなジャンルの作品が展示される。一部の作品は実際に触れて体感することができる。

アニメーション学科及びアニメーションメディア領域では、2号館地下1階にある劇場仕様の「マイブリッジシアター」と、1階のメディアラウンジ、4階のアトリエで各ゼミごとにアニメーションの上映が行われる。2号館1階のエントランスでは、研究論文の発表も行われる。

ゲーム学科及びゲームメディア領域では、2号館2階2201、2202、2203の3つの教室で「遊び」や「楽しさ」というテーマに、学生がそれぞれ向き合ってきた「答え」となる作品が展示される。作品は、アクションゲームや謎解きゲーム、VRゲーム、アナログゲーム、インスタレーションなど、いずれも実際に触れることができ試遊して体験することができる。

マンガ学科及びマンガメディア領域では、6号館地下1階フロアで展示が行われる。オリジナルのストーリーマンガやキャラクターイラストなどが様々な表現方法で展示される。会期中は毎日、無料で似顔絵を描くイベントも開催される。

2025年に卒業・修了を迎える展示参加者は、およそ590名。メディアアート分野のさまざまな作品を閲覧・体感することができる。制作展終了後は、本学Webサイトコンテンツ「コウゲイの学び」やJDNが運営するWebサイト「デザインノトビラ」コンテンツ「卒展レポート」で、学生たちの作品を一部ピックアップして紹介する。

 

▼東京工芸大学芸術学部卒業・大学院修了制作展2025
https://www.t-kougei.ac.jp/campuslife/schedule/graduation-works/