ガンホー、24年12月期決算は営業益37%減の174億円と大幅減益…『パズドラ』増収も『Ragnarok Origin』反動減、広告宣伝費や新作開発費も増加
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、2月14日、2024年12月期の連結決算を発表し、売上高1036億円(前の期比17.3%減)、営業利益174億9100万円(同37.3%減)、経常利益200億1300万円(同31.7%減)、最終利益111億7100万円(同32.0%減)だった。
・売上高:1036億円(同17.3%減)
・営業利益:174億9100万円(同37.3%減)
・経常利益:200億1300万円(同31.7%減)
・最終利益:111億7100万円(同32.0%減)
『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)に関しては、引き続き新要素の追加をはじめとするアップデートや他社有名キャラクターとのコラボレーションを含むイベント開催等の取り組みを継続してきた。アクティブユーザー数は堅調に推移し、『パズドラ』シリーズ売上高は、前年比増収で着地した。
また、2024年12月1日でサービス開始22周年をむかえたPCオンラインゲーム『ラグナロクオンライン』をはじめとするラグナロクシリーズの最新作として、スマートフォン向けMMORPG『ラグナロク X』の日本国内配信を2024年11月20日に開始した。
子会社の事業については、Gravity及びその連結子会社は引き続き Ragnarok 関連タイトルをグローバルに展開し、新作タイトルのリリースや既存タイトルのアップデート及びイベントの開催を継続してきたが、昨年の連結業績に大きく貢献した『Ragnarok Origin』が大きく反動減となった。
連結販管費においては、新規タイトルリリースの影響により広告宣伝費が前年比で増加したほか、開発中タイトルの業務委託費が大きく膨らんだ。
【追記】
四半期別の売上高と営業利益の推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1036億円、営業利益174億9100万円、経常利益200億1300万円、最終利益111億7100万円(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765