アエリア<3758>は、2月14日、2024年12月期の連結決算を発表し、売上高191億5500万円(前の期比15.5%減)、営業損失4200万円(前の期は4億7600万円の利益計上)、経常損失5200万円(同7億5200万円の利益計上)、最終損失7億3900万円(同4億8000万円の利益計上)だった。
・売上高:191億5500万円(同15.5%減)
・営業損失:4200万円(同4億7600万円の利益計上)
・経常損失:5200万円(同7億5200万円の利益計上)
・最終損失:7億3900万円(同4億8000万円の利益計上)
主力のアセットマネージメント事業が減益となったことに加え、ITサービス、コンテンツ事業がいずれも赤字となるなど苦戦した。コンテンツ事業にフォーカスすると、既存スマホゲームの売上が減少したほか、新規コンテンツの開発費が負担になったという。
■ITサービス事業
売上高は17億9400万円(前年同期比14.7%減少)、営業損失は9400万円(前年同期は営業損失4400万円)となった。ITサービス事業については、データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンの決済代行収益並びにアフィリエイト広告収益の減少に伴い売上高が減少し、営業損失を計上している。
■コンテンツ事業
売上高は98億9500万円(前年同期比6.7%減少)、営業損失は3億9000万円(前年同期は営業利益4900万円)となった。コンテンツ事業については、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにキャラクターグッズの販売等を行っている。既存コンテンツの売上が減少し、新規コンテンツの売上も想定よりも低い結果となり売上高が減少している。また当該新規コンテンツのリリースまでの開発費増加により営業損失となっている。
■アセットマネージメント事業
売上高は75億3500万円(前年同期比24.8%減少)、営業利益は4億4000万円(前年同期比5.9%減少)となった。アセットマネージメント事業については、不動産の賃貸及び売買並びに国内外の企業等への投資等を行っている。販売用投資不動産の竣工の遅れ等により売上高及び営業利益が減少している。
■2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の業績は、売上高225億円(前期比17.5%増)、営業利益7億円(前期は4200万円の損失計上)、経常利益4億5000万円(同5200万円の損失計上)、最終利益3億円(同7億3900万円の損失計上)、EPS13.63円を見込む。株価収益率は18.8倍となる。
・売上高:225億円(同17.5%増)
・営業利益:7億円(同4200万円の損失計上)
・経常利益:4億5000万円(同5200万円の損失計上)
・最終利益:3億円(同7億3900万円の損失計上)
・EPS:13.63円
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高191億5500万円、営業損益4200万円の赤字、経常損益5200万円の赤字、最終損益:7億3900万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758