まんだらけ、第1四半期決算は営業利益43%減の3億2000万円…役員退職慰労引当金の増加で

まんだらけ<2652>は、2月14日、2025年9月期 第1四半期の決算を発表し、売上高37億6200万円(前年同期比6.1%増)、営業利益3億2000万円(同43.9%減)、経常利益3億1100万円(同44.8%減)、最終利益1億4500万円(同61.7%減)だった。

・売上高:37億6200万円(同6.1%増)
・営業利益:3億2000万円(同43.9%減)
・経常利益:3億1100万円(同44.8%減)
・最終利益:1億4500万円(同61.7%減)

同社では、役員退職慰労金規程を制定したことにより、役員退職慰労引当金が1億8800万円増加したため、としている。事業自体は良好のようだ。

最新の商品からマニアックな希少品まで、新たな商材の掘り起こしと、その市場の創出から拡大を図る方針を継続し、店舗での増床や改装によって店頭商品の陳列増と充実に努め、ECサイトでは商品の迅速なWeb掲載を進めて掲載数の増加を図り、店頭と通信販売の両面で商品展開力を強化してきた。同社は、買い取りの強化告知などで、その取扱商品に対する世間の注目を集め、掘り起こした多種多様な商品は、店頭及びWeb上で国内外を問わずに紹介し、コレクターから一般のユーザーまで幅広く、潜在的ニーズを引き出す営業活動に努めている。

販売面では、Web上で新たに出店したメルカリshopsの増収があり、まんだらけSAHRA(サーラ)を主力としたWeb通信販売もまた堅調な売上を維持、さらに世界中から多数のユーザーの参加を得ている同社独自のWebオークションも盛況に推移している。店頭では、兵庫県神戸市で昨年11月に新店舗「まんだらけPUCK1」を開店、国内に加え海外からのユーザー来店が増加しており、専門的な説明を伴う商品展開を一層、推進することでユーザーの満足度を高め、売上高の増加を持続している。

 

■2025年9月期の業績見通し

2025年9月期の業績は、売上高150億0700万円(前期比3.8%増)、営業利益21億5700万円(同3.8%増)、経常利益21億3000万円(同3.6%増)、最終利益15億円(同8.9%増)、EPS45.50円を見込む。株価収益率は8.6倍となる。

・売上高:150億0700万円(同3.8%増)
・営業利益:21億5700万円(同3.8%増)
・経常利益:21億3000万円(同3.6%増)
・最終利益:15億円(同8.9%増)
・EPS:45.50円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:25.1%
・営業利益:14.8%
・経常利益:14.6%
・最終利益:9.7%

株式会社まんだらけ
https://www.mandarake.co.jp/index2.html

会社情報

会社名
株式会社まんだらけ
設立
1987年2月
代表者
代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
決算期
9月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2652
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