ワンオブゼムは、グロービス・キャピタル・パートナーズとインフィニティ・ベンチャーズLLPを割当先とする総額約3億円の第三者割当増資を実施した。払込期日は10月5日。
同社は、2011年1月に設立されたベンチャー企業で、ゲームを中心とするモバイルコンテンツの企画開発を行なっている。6月にAmebaでフィーチャーフォン向けモバイルゲーム「海の上のカメ農園」をリリースし、9月末現在、約56万人のユーザーが利用している。
さらに、9月にはシンガポールにマーケティングセンターを設立したとのこと。設立から8ヵ月足らずでの海外展開で、海外での市場動向の調査を行う模様だ、国内外を問わず、自社コンテンツを企画開発・提供する体制の構築を開始しているという。
なお、今回の調達した資金の使途について、経営基盤の強化を図るとともに、スマートフォンアプリやシステムの開発体制の強化、アプリ・コンテンツのM&A、国際拠点におけるマーケティングノウハウの取得と拡大展開、人材拡充などを行っていく、としている。
