ネクソン、『Khazan』3月28日にローンチ、『マビノギモバイル』27日に韓国リリース 7本は年売上100億円以上の潜在能力 『マビノギ』UE5移行PJも

 

ネクソン<3659>は、2027年度に売上収益7500億円(24年度4462億円)を目指す中期計画を達成するため、既存タイトルの運営のほか、新作タイトルの開発に注力している。まず、『マビノギモバイル』を韓国国内で3月27日にリリースし、『アラド戦記』IPの新作である『The First Berserker: Khazan』を3月28日にグローバルローンチする。年間売上収益を100億円以上生み出す可能性を秘めた7本を含む以下の新作を開発しているという。

 

・『ARC Raiders』:Embark Studios の新作ゲームで、ダイナミックなオープンワールド内で生き残り、敵を倒すために協力し合わなければならないチーム戦を特徴とした、サードパーソン PvPvE エクストラクションシューター。プレミアムモデルで2025年にリリース予定。

・『NAKWON: LAST PARADISE』:PC向けに開発中のゾンビにより荒廃した世界を舞台とした三人称視点のステルス・サバイバルゲーム。プレイヤーは世界滅亡後の地獄のような風景の中で生き残るために資源やスキルの開発を迫られる。

・『Vindictus: Defying Fate』:10年以上に渡り、特に韓国、中国、台湾を中心とした世界中のユーザーに愛されてきた人気の三人称視点ファンタジーRPG である『マビノギ英雄伝』の新作。PC 及びコンソール向けの新作は、Unreal Engine5による洗練したグラフィックとゲームプレイに加えて、ケルト神話にインスピレーションを得たキャラクターのカスタマイズと戦闘を特徴としている。

あわせて古いゲームエンジンを「Unreal Engine 5」に移行する「マビノギ エタニティプロジェクト」を着実に進めている。グラフィックを洗練させ、より自由度の高い大規模コンテンツを投入可能とすることで、コアユーザーのエンゲージメントを高めるとともに、新規及び休眠ユーザーの獲得を狙う。

・『風の王国 2』:今日の MMORPG の多くの要素の先駆けとなった名作ゲームの待望の新作。PC 及びモバイルでのリリースに向けて、同社のパートナーであり『風の王国: Yeon』の開発スタジオである SUPERCAT で開発中。

・『Project DX』:PC 及びコンソール向けの PvE に焦点を当てた MMORPG であり、前身である『Durango』を刷新したものだ。

・『アラド戦記』フランチャイズの新作である『Dungeon&Fighter: ARAD』と『Project OVERKILL』も開発中。

 

このほか、パートナーシップにも注力する。『THE FINALS』『ARC Raiders』を中国のプレイヤーの独特な嗜好に合わせたアレンジを加えるため、従来より協力関係にあるテンセントゲームズとのパートナーシップを行う。また、中国のプレイヤー向けに『The First Berserker: Khazan』を開発することも別途、合意しているという。

株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4462億1100万円、営業利益1241億7600万円、税引前利益1959億8700万円、最終利益1348億4800万円(2024年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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