【ゲームエンタメ株概況(3/28)】抽選でビットコインを進呈する株主優待制度を導入のgumiが一時500円台を回復 イオレは連日のS高

3月28日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比679.64円安の3万7120.33円で取引を終えた。3月期末の配当の権利落ち日を迎えたことに加え、米トランプ政権の自動車関税を巡る懸念も相まって、下げ幅は900円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は19銘柄(20%)、下落は68銘柄(71%)、変わらずは9銘柄(9%)で、下落した銘柄が多数を占めた。

中で、gumi<3903>が反発し、一時500円台を回復する場面があった。gumiは、株主優待制度を導入し、抽選で総額1600万円相当のビットコインを進呈すると発表したことが引き続き市場の関心を集めているようだ。

また、ネクソン<3659>やバンク・オブ・イノベーション<4393>が買われ、TVアニメ「アオのハコ」の第2期の制作が発表となった東宝<9602>も昨年来高値を更新した。

周辺株では、暗号資産金融事業とAIデータセンター事業参入を発表したイオレ<2334>が連日のストップ高となった。

半面、連結子会社CyberOwlにおける不適切な会計処理が判明したことが引き続き嫌気されたサイバーエージェント<4751>が3日続落した。

前日は業績予想の上方修正と配当予想の増額を材料に買われたイマジニア<4644>は、利益確定の売り物に押されて反落した。

DLE<3686>やエクストリーム<6033>なども安く、カバー<5253>は6日続落となった。

株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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会社情報

会社名
イオレ
設立
2001年4月
代表者
冨塚 優
決算期
3月
上場区分
東京証券取引所グロース市場
証券コード
2334
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