U-NEXT HD、2月中間決算は売上高1867億円、営業益166億円と過去最高…『U-NEXT』課金ユーザー40万人増加、サッカーパック貢献

U-NEXT HOLDINGS<9418>は、4月10日、2025年8月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1867億8200万円(前年同期比22.7%増)、営業利益166億0800万円(同5.0%増)、経常利益166億2000万円(同8.5%増)、最終利益94億3600万円(同8.1%増)だった。売上高と営業利益は過去最高を更新した。

・売上高:1867億8200万円(同22.7%増)
・営業利益:166億0800万円(同5.0%増)
・経常利益:166億2000万円(同8.5%増)
・最終利益:94億3600万円(同8.1%増)

同社では、電力容量拠出金の影響で通信・エネルギーが減益となったものの、その他全てのセグメントが増収増益となった、としている。

 

コンテンツ配信事業にフォーカスすると、売上高は同17.7%増の624億5500万円、営業利益は同31.5%増の58億1500万円と大幅増益となった。為替の変動はコンテンツの調達コストに一定の影響を与えているものの、課金ユーザーが40万人増えたほか、サッカーパックが貢献したという。

 

『U-NEXT』では、豊富な見放題作品を用意しており、2025年2月時点で映画やドラマなどの動画作品はレンタルも含めて36万本以上、漫画や書籍などの電子書籍は114万冊以上、雑誌は200誌以上をそろえ、ジャンルを超えたエンタメ体験を提供した。

『U-NEXT』は、海外や韓流の人気コンテンツの配信をはじめ、TBS、テレビ東京の放送中ドラマやバラエティ、欧州サッカー、国内外の格闘技、ゴルフツアーなどのスポーツ、音楽、ライブ配信など様々なラインアップの充実化に努めた。

さらに、動画や音楽・ライブに加え、電子書籍等の拡充にも注力しており、オリジナルIPの開発及び映像化展開を強化し、魅力的で満足度の高いサービスを目指している。

2025年2月には、『全米オープン』及び『全米プロ選手権』の独占配信権を取得し、男子ゴルフの海外メジャー全4大会の配信を行う等、スポーツコンテンツの拡充に注力していく。

「U-NEXT サッカーパック」の提供を機に、個人もさることながら、ホテル、商業施設やスポーツバーなどの法人・店舗を対象に『U-NEXT』の販売拡大に取り組んだという。また、『U-NEXT』の有料会員数が450万人を突破したことを記念して、三井住友銀行と期間限定コラボキャンペーンを実施した。

 

■2025年8月期の見通し

2025年8月期の業績は、売上高3600億円(同10.2%増)、営業利益310億円(同6.5%増)、経常利益300億円(同5.9%増)、最終利益167億円(同8.7%増)、EPS92.58円を見込む。株価収益率は19.8倍となる。

・売上高:3600億円(同10.2%増)
・営業利益:310億円(同6.5%増)
・経常利益:300億円(同5.9%増)
・最終利益:167億円(同8.7%増)
・EPS:92.58円

【通期計画に対する進捗率】
・売上高:51.9%
・営業利益:53.6%
・経常利益:55.4%
・最終利益:56.5%

株式会社U-NEXT HOLDINGS
https://unext-hd.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社U-NEXT HOLDINGS
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長CEO 宇野 康秀
決算期
8月
上場区分
東証プライム
証券コード
9418
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