【ゲームエンタメ株概況(4/17)】自社株買いと自己株式の消却を発表のアエリアが6日続伸 サイバーエージェントは5日ぶりに大幅反発 東宝は反落
4月17日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比457.20円高の3万4377.60円で取引を終えた。為替の円高方向への推移が一服したことに加え、台湾の半導体受託生産(ファンドリー)大手TMSCの好決算発表が伝わったことで、大引けにかけて上げ幅を拡大して取引を終えた。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は69銘柄(72%)、下落は24銘柄(25%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。
中で、アエリア<3758>が上げ幅を拡大して6日続伸した。アエリアは、発行済株式総数の2.4%に当たる50万株、1億5000万円を上限とした自社株買いと、発行済株式総数の10.15%に当たる240万株の自己株式の消却を発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、サイバーエージェント<4751>が5日ぶりに大幅反発した。サイバーエージェントは、子会社CyberOwlの不適切な会計処理問題が調査結果報告書の発表でひと段落したことに加え、子会社アプリボットがバンダイナムコエンターテインメントと共同開発を行った新作『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が好スタートを切っていることが市場の注目を集めたもよう。
ほか、IGポート<3791>やビーグリー<3981>、GLOE<9565>が大幅高し、DeNA<2432>やガンホー<3765>、任天堂<7974>なども買われた。
半面、前日の急騰の反動もあって東宝<9602>が反落し、テンダ<4198>やモイ<5031>、monoAI<5240>なども売られた。
DLE<3686>は、前日に一時127円まで買われた反動もあって、変わらずを挟んで3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高191億5500万円、営業損益4200万円の赤字、経常損益5200万円の赤字、最終損益:7億3900万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751