4月22日の東京株式市場では、フリュー<6238>が小反落。前日発表した月次売上が2ヶ月連続の減収となった一方、アニメ事業を切り出してアニメ会社を新設すると発表しており、好悪材料が相殺する形となっているようだ。
同社は前日、同社内にあるアニメ事業を切り出し、「フリュー・ピクチャーズ株式会社」を設立すると発表した。経営資源を集約させ、経営効率及びクオリティの向上を実現し、ヒット作品の創出を目指す。
「ゆるキャン△」などヒット作品を手掛けており、プライズなどホビーやプリントシール機に続く新しい収益の柱として育つことが期待されている。
他方、2025年3月の月次売上速報を公開し、前年同月比2.8%減の33億0100万円だった。2ヶ月連続でマイナスだった。プリントシール機などガールズトレンドビジネスが苦戦したが、プライズ景品などの世界観ビジネスが伸びた。
株価推移は以下のとおり。

会社情報
- 会社名
- フリュー株式会社
- 設立
- 2007年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 榎本 雅仁
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高443億500万円、営業利益22億3900万円、経常利益22億8000万円、最終利益16億2700万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6238