
コロプラ<3668>は、5月7日、2025年9月期の第2四半期累計(10~3月)の連結決算を発表した。今回はその決算説明資料の中から同社の新作パイプラインの状況を見てみたい。
同社の新作パイプラインは、本日5月7日にスマートフォン向けの新作『神魔狩りのツクヨミ』をリリースした時点で、スマートフォンゲームが2本、コンシューマゲームが8本となっている。スマートフォンゲームがやや少ない印象だが、同社では新作リリース直後で一時的な状況としており、現在は次を仕込んでいる段階とのこと。スマートフォンゲームとコンシューマゲームで1対2くらいの比率となる形が同社の考えるバランスだという。

なお、So-net Entertainment Taiwanと独占的ライセンス契約を締結し、スピンオフタイトルの配信が決定した『バトルガール ハイスクール』は、他社での開発・配信という扱いになるため、この中には含まれていないという。

『神魔狩りのツクヨミ』については、金子一馬氏のイラストを学習した「AIカネコ」がオリジナルのカードを生成し、ユーザーごとに異なるゲーム体験を提供するという新たな取り組みとなっており、今のところ不具合もなく順調なリリースとなっているとのことだ。

会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668