日本テレビHD、25年3月期のアニメ事業は前年の中国番販の反動減で減収 『薬屋のひとりごと』好視聴率継続、『ジークアクス』は幅広い支持と期待寄せる

日本テレビホールディングス<9404>は、2025年3月期決算で、日本テレビのアニメ事業の収入が前の期比9.0%減の60億9200万円、収支が同16.8%減の23億6600万円だったことを明らかにした(※「収支」は、売上から社員人件費を除く関連費用を差し引いたものになるとのこと)。前年は中国向けの『アンパンマン』についての番組販売が計上されており、その反動減が出たとのこと。

放送中の個別作品にもコメントしており、『薬屋のひとりごと』は、25年4月からの第2クールでも『葬送のフリーレン』に並ぶ好視聴率に加え、配信でも主要配信プラットフォームで軒並み1位となっているという。

また、『Aランクパーティを離脱した俺は、元教え子たちと迷宮深部を目指す。』も視聴率は良好で、主要配信プラットフォームでTOP10に入っているとのこと。

この4月からは『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の放送が始まった。日本テレビでガンダムシリーズの最新作を放送するのは今回が初めて。劇場先行版は興行収入が30億円超を記録し、若い世代から『機動戦士ガンダム』のリアルタイム世代まで幅広く支持を集めていると期待を寄せた。

このほか、2026年1月からは『葬送のフリーレン』の放送も始まる予定。

 

 

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