アカツキ、26年3月期は業績予想非開示ながらグループ全体で増収増益見込む 新作『怪獣8号 THE GAME』の業績貢献に期待 M&Aも積極的に行う方針

アカツキ<3932>は、5月9日に2025年3月期の連結決算を発表し、2026年3月期の業績予想を非開示としているが、グループ全体として増収増益を見込むことを明らかにした。

ゲーム事業では、東宝<9602>とプロダクション・アイジーとの共同プロジェクトとなる『怪獣8号』初のスマートフォン・PC向けゲーム『怪獣8号 THE GAME』のリリースによる業績への貢献を見込んでいる。本作のリリース日については、協業他社との関係もあり、現時点では公表を控えているが、事前登録者数は20万人を突破したことを5月14日に発表しており、好スタートを切ることが期待されている。

また、事業ポートフォリオ強化のためのM&Aも積極的に行う方針であるという。M&Aの対象領域は、同社の強みであるデジタル開発・運用、IP・エンタメといった分野でシナジーが見込める関連事業としており、これまでの強みであるBtoC向けサービスや、同社のリソース投入でさらなる成長が期待できる事業、IPOが難しい優良なスタートアップ企業などを幅広く検討していくという。

株式会社アカツキ
https://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高236億5200万円、営業利益39億1500万円、経常利益42億3300万円、最終利益16億4600万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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