モンドリアン、 ウォーキング・デッド✕愛媛県松山市を融合したフォートナイトゲームをリリース…魅力発信とeスポーツによる地域活性化の一環

モンドリアンは、世界的人気シリーズ『The Walking Dead Universe(TWDU)』の世界観と愛媛県松山市を融合させた完全オリジナルのFortnite(フォートナイト)ゲームを、2025年5月31日にリリースした。

このプロジェクトは、「グローバルコンテンツと地域資源の融合による新しい価値の創出」を掲げ、ゲームを通じて松山の魅力を国内外へ発信することを目的としている。

また、地元企業・教育機関とも連携し、デジタル技術による地域活性化・若年層の人材育成・観光とeスポーツによるまちづくりを同時に推進するモデルケースとしての位置づけも担っているという。

▼ゲーム紹介トレーラー

 

■“日本の地方×世界的IP"という新たな挑戦実在の松山を舞台に、TWDUの終末世界が展開

『TWDU』と、フォートナイトの制作ツール「UEFN(Unreal Editor for Fortnite)」を活用して制作した、ROGUELIKE形式のサバイバルアクションゲーム。

TWDUの象徴的キャラクター「ニーガン」も登場し、ウォーカー(ゾンビ)が徘徊する終末世界と化した松山市駅周辺を舞台に、プレイヤーは襲撃からの生存、アイテム収集、ミッション達成を目指す。

TWDUの世界観が実在の日本の都市で展開されるのはシリーズ初の試み。UEFNで構築したステージ上に現れるウォーカーやニーガンたちと見慣れた日本の風景の中で繰り広げられる物語がかつてない没入体験を提供する、としている。

 

■実在の街を再現した“終末の松山"「PLATEAU」データ活用で観光地がポストアポカリプスに

ゲーム最大の見どころは、国土交通省の3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU」*のデータを活用し、実在の都市・松山市駅周辺の街並みを緻密に再現した点。地元の人間であればだれもが知っている観覧車「くるりん」など、地域の象徴が荒廃した終末世界として登場することで、国内外のプレイヤーに強烈なインパクトを与える。

また、本作は地域との連携を重視した制作体制で進められた。観覧車「くるりん」は、伊予鉄グループと連携し、「PLATEAU」データをもとに独自に修正・再現したもので、実在の松山市駅周辺の風景に臨場感を加えている。今後は、地元松山を拠点とするeスポーツチーム「WEB BACCA」との連携により、本マップを活用したイベントの実施も予定している。

※「PLATEAU(プラトー)」とは、国土交通省が推進する、都市の3Dデータを整備・公開するプロジェクトで、都市のデジタル化やスマートシティの基盤として注目されている。

 

■今後の展開|地元イベント×メタバース×eスポーツの催しも開催予定

7月には、松山市中心商店街で行われる「土曜夜市」と連動し、初のリアルイベントの開催を予定している。ゲーム体験会やeスポーツ体験ブースの設置を通じて、地域住民や観光客に直接触れてもらう機会を創出する。さらに、今年度よりeスポーツ学科を新設した河原デザイン・アート専門学校協力のもと、教育現場における実践機会としても活用される。将来的には、定期的なeスポーツ大会や、さらなる地域コラボコンテンツの開発など、愛媛から世界へ発信するメタバース×eスポーツの拠点形成を目指して展開していく。

 

 

■ゲーム概要

タイトル:TWDU JAPAN ーROGUELIKEー
対応プラットフォーム:Fortnite
マップコード:9464-9867-9219
リリース日:2025年5月31日
開発・制作:モンドリアン
協力:伊予鉄グループ、just net、WEB BACCA、河原デザイン・アート専門学校

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