Soarは、この日(6月2日)、CG制作会社のサムライピクチャーズの株式を取得してグループ会社化したと発表した。今回の取得理由について、映像・3DCG制作に対する需要が高まる中、柔軟かつ高品質な制作体制の構築が不可欠となっており、CG制作力の内製化とプロジェクト規模の拡大に対応するため、としている。
また、新たに遊技機向けCG制作会社Siblisを、取引先企業との共同出資により設立し、同様にグループ会社として迎えたことも明かした。これにより、同社はCG制作領域における事業基盤を強化し、グループとしてのクリエイティブ力の一層の向上を図っていく。
Siblisは、特定分野に強みを持つ取引先との協業により立ち上げた新たな制作拠点であり、専門性の高い人材と柔軟な制作ラインの構築を目指している。さらに同社が展開する制作案件の多くを手がける主要パートナーであるサブリメイション社とも引き続き協働し、プロジェクトごとの最適な体制構築を可能とする制作ネットワークの強化を図っていく。
■グループ・制作協力会社(2025年5月現在)
【Soar(グループ管理、統括、経営管理会社)】
・グループ全体の経営管理を統括
・中長期的な事業戦略の策定・推進
【サムライピクチャーズ(制作会社)】
・CG制作(アニメーション、ゲーム、遊技機など)を担当
・実制作およびプロジェクトの遂行・品質管理を担う
【Siblis(遊技機映像制作会社)】
・遊技機向け映像コンテンツの制作に特化
・取引先企業との共同出資により設立
【サブリメイション(制作協力会社)】
・サムライピクチャーズからのCG制作業務を受託
・パートナー企業として連携し、柔軟な制作体制を実現
