Epic Games、「Epic Games Store」の収益分配比率を変更 最初の100万ドルは0%、それ以降12%に UEロイヤリティも5%→3.5%に

Epic Gamesは、6月3日に開催した「State of Unreal」において、「Epic Games Store」の初期収益分配比率を変更し、最初の100万ドル(1億4300万円)までは0%、それ以降は12%にすると発表した。「Unreal Engine」のロイヤリティも5.0%から3.5%とし、さらに「Epic Games Store」の売上の場合はロイヤリティをゼロにすることも明かした。



同社によると、デベロッパーとパブリッシャーパートナーに支払った金額は21億ドルを超えているという。モバイル向けには70本のゲームライブラリがあり、今日までに4000万インストールを達成、2025年末には7000万に達する勢いだという。パブリッシャーに好条件を提示するために、収益分配率を変更することにした、としている。
NetmarbleがEpic ファースト ラン プログラムの一環として2025年10月に「MONGIL: STAR DIVE」を PC 向け Epic Games Store で独占リリースする。その後間もなくモバイル向けにもリリースされるので、モバイル向け Epic Games Store にも注目してほしいとのこと。
さらに事前ロード機能が9月にリリースされる。PCとモバイルで友人にゲームをプレゼントできるギフト機能もホリデーシーズンに合わせて実装される予定。また、2025年第3四半期には、Android と iOS のデベロッパーとパブリッシャー向けに Epic Games Store のセルフ パブリッシング機能が解放される。
7月には、PC とモバイル ゲームのアプリ内購入用のショップをデベロッパーが簡単に立ち上げることができる Epic Web Shopsが利用できるようになる。Epic Web Shops を利用すると、業界トップクラスの収益条件の恩恵を受けることができるうえ、プレイヤーに特典や Epic 報酬といったさらなる付加価値を提供できる、とした。
このほか、ソーシャル機能が改良され、PC プレイヤーとモバイル プレイヤーがつながることができるようになる。ゲームに関係なく使えるボイス チャットやテキスト チャット、パーティ機能のほか、サードパーティ製ゲームに使える強力なゲーム招待機能も提供される。これらが構成要素となり、いくつかの革新的なソーシャル機能がストアに今後実装される予定。
会社情報
- 会社名
- Epic Games(エピック ゲームズ)