ブロッコリー、『うたの☆プリンスさまっ♪』好調で通期経常益予想を220%上方修正

コンテンツプロデュースを手がけるブロッコリー<2706>は、リテール部門を切り離すとともに、『うたの☆プリンスさまっ♪』関連のグッズが好調だったこともあり、第1四半期業績が好調だったが(関連記事)、その後の第2四半期の業況はどうなっているのか。同社は、この日(10月11日)、2012年2月期の業績予想を上方修正し、引き続き順調に推移していることを明らかにした。 2012年2月期の業績予想は、売上高49億6200万円(前回予想45億9600万円)、営業利益3億4200万円(同1億1400万円)、経常利益3億3400万円(同1億0400万円)、当期純利益2億0100万円(同8000万円)とした。前回予想からの修正率は、売上高8.0%増、営業利益200.0%増、経常利益221.2%増、当期純利益151.3%増となる。     同社では、修正の理由について、リテール部門をアニメイトに譲渡したことに加え、TV アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジ LOVE1000%』を題材にしたゲームソフト『うたの☆プリンスさまっ♪Repeat』の売上が計画を上回ったほか、旧作のバックオーダーも非常に好調だったため、としている。CD 部門でも、TV アニメとタイアップした CD7枚を発売し、好調だったとのこと。カードゲーム部門では、『アクエリアンエイジ』も順調だったようだ。リテール部門の事業譲渡に伴う特別損失が追加発生したものの、好調な本業で吸収した格好だ。