【ゲームエンタメ株概況(6/16)】gumiが連日の高値更新 国内証券が目標株価を引き上げのANYCOLORは6日続伸 1Q大幅減益のアピリッツは大幅反落

6月16日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比477.08円高の3万8311.33円で取引を終えた。為替が1ドル=144円台まで円安方向に振れたこともあり、先物主導で買いが先行し、一時は上げ幅500円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は73銘柄(76%)、下落は20銘柄(21%)、変わらずは3銘柄(3%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、gumi<3903>が6日続伸して連日の年初来高値更新となったほか、ToSTNeT-3(自己株式立会外買付取引)によって272万1600株を取得したことを発表したエイチームHD<3662>は反発した。
岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を4200円から5600円に引き上げたANYCOLOR<5032>も6日続伸した。
coly<4175>や東京通信グループ<7359>、カバー<5253>なども高い。
半面、第1四半期決算がWebソリューションセグメントで不採算案件が発生したことや『乃木坂的フラクタル』の移管に伴う一時的な費用増により、大幅減益での着地となったアピリッツ<4174>が大幅反落した。
岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続しつつも目標株価を1575円から1350円に引き下げたGENDA<9166>は4日続落して年初来安値を更新した。
モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を3200円から3000円に引き下げた東映アニメ<4816>も変わらずを挟んで反落した。
ほか、ネクソン<3659>や日本一ソフト<3851>、シリコンスタジオ<3907>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高90億800万円、営業利益1億8500万円、経常利益1億8500万円、最終利益4500万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032