【ゲームエンタメ株概況(6/19)】セガサミーHDが6日続伸…年初来高値を更新 国内証券が目標株価引き上げのハピネットは4日続伸 サイバーステップは急落

6月19日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反落し、前日比396.81円安の3万8488.34円で取引を終えた。日本時間で今晩の米国市場が休場ということもあり、手仕舞い売りが優勢な展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は53銘柄(55%)、下落は37銘柄(39%)、変わらずは6銘柄(6%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
中で、セガサミーHD<6460>が上げ幅を拡大して6日続伸し、年初来高値を更新した。セガサミーHDは、みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を3700円から3900円に引き上げたことが新たな評価材料となったようだ。
また、IGポート<3791>は、サンリオ<8136>との資本業務提携が引き続き好材料として意識され、大幅続伸した。
岩井コスモ証券が投資判断「A」を継続し、目標株価を4700円から6500円に引き上げたハピネット<7552>は4日続伸した。
ほか、GENDA<9166>やcoly<4175>などが買われ、家庭用大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>も高い。
半面、サイバーステップ<3810>が急落した。サイバーステップは、前日(6月18日)に3月26日に公表したXR/VR事業会社と音楽関連事業会社、イベント関連事業会社の3社の設立を中止すると発表したことが市場から嫌気されているようだ。
オルトプラス<3672>やenish<3667>、東京通信Gグループ<7859>なども安い。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ハピネット
- 設立
- 1969年6月
- 代表者
- 代表取締役会長兼最高経営責任者 苗手 一彦/代表取締役社長兼最高執行責任者 榎本 誠一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3644億1800万円、営業利益116億7700万円、経常利益119億6300万円、最終利益67億6400万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7552
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4289億4800万円、営業利益481億2400万円、経常利益531億1400万円、最終利益450億5100万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460