
6月24日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比436円47銭高の3万8790円56銭でこの日の取引を終えた。イスラエルとイランの間で停戦合意が成立したとトランプ米大統領がSNSで投稿したことを受けて中東情勢を巡る警戒感が後退し、一時636円高まで買われる場面があった。ただ、戻り待ちの売りが出ている上、新しい材料に乏しく、上値追いの動きは限定的だった。
【主要指数】
・日経225: 38,790.56(+436.47)
・TOPIX: 2,781.35(+20.17)
・ドル/円: 145.12(-1.01)
・ダウ: 42,581.78(+374.96)
・ナスダック: 19,630.98(+183.57)
・SOX: 5,244.30(+32.83)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は68銘柄(71%)、下落は25銘柄(26%)、変わらずは3銘柄(3%)となっており、幅広い銘柄が買われた。
個別銘柄では、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>がストップ高まで買われた。有力個人投資家がSNSで購入したことを示唆したことを受けて、短期資金が入ったもようだ。

イオレ<2334>や、CRI・ミドルウェア<3698>、買取王国<3181>、オルトプラス<3672>も大幅高となった。東証プライムの主力株は上がったものの、新たな手がかり材料に乏しく、グロースやスタンダードの値動きの軽い中小型株に物色の矛先が向かったようだ。



他方、直近急騰したenish<3667>が引き続き売りに押されたほか、イオンファンタジー<4343>、日本一ソフトウェア<3851>、KLab<3656>がさえない。また自社株買い終了を発表したセガサミーホールディングス<6460>も小反落となった。




■ゲーム・エンタメ関連株一覧
