【ゲームエンタメ株概況(7/4)】コナミグループなど家庭用大手ゲーム株が総じてしっかり 国内証券が目標株価引き上げのKADOKAWAは堅調

7月4日の東京株式市場では、日経平均は小幅続伸し、前日比24.98円高の3万9810.88円で取引を終えた。朝方は一時4万円大台に乗せたものの、日米の関税交渉への不透明感への懸念が強く、上げ幅を縮小する動きとなり、前日比でマイナスに転じる場面もあった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は48銘柄(50%)、下落は38銘柄(40%)、変わらずは10銘柄(10%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、コナミグループ<9766>など家庭用大手ゲーム株が総じてしっかりとなったほか、マイネット<3928>やオルトプラス<3672>などが高い。

東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を4700円から4740円に引き上げたKADOKAWA<9468>も堅調に推移した。

小説「ゲート SEASON2」のTVアニメ制作決定が市場の関心集めたアルファポリス<9467>は、一時1547円まで買われた。

半面、ANYCOLOR<5032>やcoly<4175>、GENDA<9166>などが売られた。

サイバーエージェント<4751>は3日続落し、DeNA<2432>は7日続落と主力株の一角もさえない。

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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