【ゲームエンタメ株前場(7/15)】大手ゲームは高安マチマチも当面は値固めか 決算発表のケイブとワンプラは明暗【チャート掲載】

7月15日前場の東京株式市場は小反発。日経平均株価は、前営業日比47円66銭高の3万9507円28銭で午前中の取引を終えた。米国株高と円安を支えに買い優勢で始まったが、金利上昇が上値を抑えた。参議院議員選挙で与党が過半数割れになると財政拡張政策となり、財政悪化による超長期債を中心に利回りの上昇が懸念されているという。

 

【主要指数】
・日経225: 39,507.28(+47.66)
・TOPIX: 2,824.15(+1.34)
・ドル/円: 147.70(-0.08)
・ダウ: 44,459.65(+88.14)
・ナスダック: 20,640.33(+54.80)
・SOX: 5,646.72(-49.57)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は26銘柄(27%)、下落は65銘柄(68%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄の方が多かった。

大手ゲーム会社を見ると、任天堂<7974>とカプコン<9697>が高く、ソニーグループ<6758>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミグループ<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。上昇している銘柄も積極的に上値を買う動きは乏しく、当面は値固めの動きになりそうか。

 

またモブキャストホールディングス<3664>やワンダープラネット<4199>、カバー<5253>、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が値上がり率上位となった。他方、ケイブ<3760>、イオレ<2334>、gumi<3903>、enish<3667>が値下がり率上位となった。同日決算発表を行ったワンダープラネットとケイブが明暗分かれた格好だ。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧