【ゲームエンタメ株概況(7/17)】大手ゲームは軒並み上昇 225採用思惑からSHIFT高い 海外ウマ娘好調でサイバーも高い【チャート掲載】

7月17日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比237円79銭高の3万9901円19銭でこの日の取引を終えた。午前中は売り優勢で展開したものの、後場に入ってプラスに転じた。半導体受託開発大手TSMCの堅調な決算を受けて半導体関連が買われたほか、主力株も堅調に推移した。

 

【主要指数】
・日経225: 39,901.19(+237.79)
・TOPIX: 2,839.81(+20.41)
・ドル/円: 148.67(+0.79)
・ダウ: 44,254.78(+231.49)
・ナスダック: 20,730.49(+52.69)
・SOX: 5,696.21(-22.40)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は71銘柄(74%)、下落は18銘柄(19%)、変わらずは7銘柄(7%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

大手ゲームを見ると、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>はいずれもプラスで終わった。直近では調整局面に入っていたが、ここにきて底打ち感が出てきたとの見方が出た模様。明日以降の動きが注目される。

 

個別銘柄では、coly<4175>がストップ高まで買われた。目立った材料は観測されていないが、値動きの軽い銘柄に短期資金が入って急騰することがあり、そのひとつとみられる。他方、直近急騰したモブキャストHD<3664>が急落した。

 

サイバーエージェント<4751>が高い。『ウマ娘 プリティーダービー』の英語版が米国をはじめ、イタリア、カナダ、シンガポール、タイなどのSteamセールスランキングで首位となったことがわかった。

 

GENDA<9166>が続伸。2025年6月度の月次売上速報を発表し、前年同月比51.8%増の120億8500万円だったことが評価を集めた。

 

シリコンスタジオ<3907>が続伸。前日7月16日に東証スタンダード市場への市場区分変更申請を実施すると発表したことが株価の評価されたとのこと。

 

SHIFT<3697>が続伸。9月の日経平均定期銘柄入れ替えで、同社株が新規採用候補になるとの思惑から買いが入った模様だ。

 

このほか、壽屋<7809>、買取王国<3181>、テイツー<7610>、まんだらけ<2652>がさえない。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧