【Steam(7/12～7/18)】『エーペックスレジェンズ』と『シャドウバースWB』が激しい首位争い

25年7月12日～18日のSteam売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。首位争いを含めた1週間のポイントは以下の通り。

・『エーペックスレジェンズ』と『シャドウバース:ワールドビヨンド』が首位争いを展開:7月第2週は両タイトルが激しい首位争いを繰り広げた。
・『ストリートファイター6』がDLC効果で急上昇:『Year 3 アルティメットパス』などのDLCリリースにより、ゲーム本編とともに売上を伸ばし、上位に食い込んだ。
・既存タイトルも大型アップデートで存在感:『RimWorld』はDLC『Odyssey』配信とセールで、また『Destiny 2』は拡張コンテンツ『運命の境界』リリースと過去DLCセールでそれぞれ大きく順位を上げた。
・注目新作が続々ランクイン:『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』や『Neon Abyss 2』といった新作タイトルが発売・早期アクセス開始に伴い、売上ランキングに登場した。
・コンソールゲームのバンドルが引き続き人気:『FINAL FANTASY I-VI Bundle』や『ペルソナ3 リロード&ペルソナ5 ザ・ロイヤル バンドル』など、人気コンソールゲームのバンドルが上位にランクインし続けている。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年7月14日 (月)
■ 25年7月15日 (火)
■ 25年7月16日 (水)
■ 25年7月17日 (木)
■ 25年7月18日 (金)

■ 25年7月14日 (月)

7月14日10時20分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が首位を獲得した。7月11日よりハイショットイベントを開催している。「アリーナ: デュエル」が楽しめるほか、期間限定装飾アイテムが手に入る「ハイショットパック†」や、汎用格闘アイテム「スカイピアサー」が出現する「イベントパック†」、期間限定のオートショットオファーなどを提供しているという。

Ludeon StudiosのSFコロニー運営シミュレーションゲーム『RimWorld』とそのDLC『RimWorld - Odyssey』が4位と9位にランクアップ。7月11日に無料アップデートと、ゲーム本編と既存DLCのセールを実施するとともに、DLC『Odyssey』の配信を開始しており、売上を伸ばした模様。週末には一時1位、2位を独占していた。

また、TiMi Studio Group『Delta Force』も14位にランクアップ。史上最大規模となる最新アップデート「ウォールブレイク」を7月9日に配信した。新たなマップや高機動型オペレーター、革新的な戦闘システムなど、多数の新コンテンツが導入されているという。

このほか、目立ったところとして、『FINAL FANTASY I-VI Bundle』や『『ペルソナ3 リロード』&『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』バンドル』など人気コンソールゲームのバンドルが人気を集めている。

■ 25年7月15日 (火)

7月15日10時15分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位を奪還した。昨日、ストアページのお知らせに新カードパックのリリースを記念し、好きなデッキを全ユーザーにプレゼントするキャンペーンについてのアナウンスを行っていた。新カードパックのリリースは7月17日である。続く2位にはElectronic Arts『エーペックスレジェンズ』、3位にはセガ『ペルソナ5: The Phantom X』が入った。

同じCygames『ウマ娘 プリティーダービー』がTOP10に復帰した。新しい育成ウマ娘として★3アイネスフウジンが登場するプリティーダービーガチャと、SSRメジロライアン SRカワカミプリンセスが登場するサポートカードガチャを先週末より開催しており、着実に順位を上げている。

このほか、Bungieの『Destiny 2』が11位に入った。前日40位から29ランクアップとなる。本日8年目に入る本作だが、待望の拡張コンテンツ「運命の境界」をリリースするとともに、コアゲームのアップデートも行うとのこと。

■ 25年7月16日 (水)

7月16日9時35分現在の国内Steam売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が首位を獲得した。Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が2位に続いた。この数日、両タイトルによる熾烈な首位争いが続いている状況にある。

こうしたなか、カプコン<9697>『Street Fighter 6』が3位にランクアップした。『 Year 3 アルティメットパス』も6位にランクイン。本日よりサガット、C.ヴァイパー、アレックス、イングリッドが入手できる「Year 3 アルティメットパス」をリリースしており、DLCとともにゲーム本編も売上を伸ばしている模様だ。

また、Bungie『Destiny 2』も4位にランクアップした。こちらは本日よりDLC「運命の境界」をリリースするとともに、過去のDLC7つが最大88％OFFで購入できるセールも開催しており、売上を伸ばしているようだ。

このほか、ブシロード<7803>『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』が20位にランクイン。本作は、「HUNTER×HUNTER」初の本格対戦格闘ゲームで、3対3の念能力チームバトルが楽しめる。7月17日より発売となる。。

■ 25年7月17日 (木)

7月17日9時50分現在の国内スチーム売上ランキングは、エレクトロニック・アーツ『エーペックスレジェンズ』が首位を獲得した。これで2日連続の首位となった。首位争いを繰り広げていた『Shadowverse: Worlds Beyond』は4位にランクダウンだが、本日のメンテナンス後よりカードの新弾が登場する予定で巻き返して予想される。

カプコン<9697>『Street Fighter 6』が2位にランクアップし首位に迫った。前日に『Year 3 アルティメットパス』と『Year 3 キャラクターパス』をリリースしており、3位と5位にランクイン。それに伴いゲーム本編のセールスも伸びたものと見られる。第1弾となる「サガット」は8月5日より登場する。

また、コナミデジタルエンタテインメント『プロ野球スピリッツ2024-2025』が12位にランクアップした。通常版が50％OFFで購入できるセールを開催しており、売上を伸ばした模様だ。

このほか、ProjectMoon『Limbus Company』が13位にランクアップ。本日のメンテナンス後に第6回ヴァルプルギスの夜 特定抽出を開催する予定。

■ 25年7月18日 (金)

7月18日9時45分現在の国内Steam売上ランキングは、Cygames『Shadowverse: Worlds Beyond』が首位を獲得した。第2弾カードパック「Infinity Evolved / インフィニティ・エボルヴ」を昨日7月17日より提供を開始しており、売上を伸ばしている。ProjectMoon『Limbus Company』が続伸して2位に上がり、首位だった『エーペックスレジェンズ』が3位にランクダウン。

盛天ゲームの『星の翼』が30ランクアップの4位と大きく順位を上げてきた。昨日、新たに「蒼の騎士ランスロット」を実装するとともにピックアップを行っている。あわせてキャラクターのバランス調整も行ったとのこと。

また、NetEase『Once Human』が16ランクアップの8位となった。「メタリックデビル」「デスティニー」「塵光の切先」の「3種から選べるスター宝箱」の復刻開催を行うとともに、ゲームのバランス調整なども実施したという。

このほか、新作として、Veewo Gamesと Kepler Ghostの新作『Neon Abyss 2』が11位に登場した。サイバー世界を舞台にしたオンライン協力プレイ対応の爽快ローグライクアクション『Neon Abyss』の続編にあたる。昨日7月17日より早期アクセスが始まったほか、『Neon Abyss』との同梱版もリリースされている。